【エッセイ】じゅて～む　第一夜　

まずは自己紹介から。

俺は地方都市の中小企業の営業マンである。身長１７０センチ。
似ている有名人はジャムおじさんと高木ブーとほんじゃまかさん。
オーバーオール？着ねぇけど似合うと思う。

年齢？そんなもの忘れてしまった。

なぜなら俺は実年齢より健康年齢派だから。
だから本当の年齢など忘れたんだ。

俺の家から会社へは車で１５分。

国道を真っすぐ１５分だ。地方都市だから朝の時間帯は混む。

渋滞中、かつ丼チェーン店『カツ屋』が目に入るなり、俺はハンドルを切り車の列から外れる、我ながらスマートだと思う。
朝飯を食ったにも関わらずうどんとミニかつ丼セットメニュを頂く、そのため自ら列を離脱してやる。

昼には。
・・・・朝、俺は、なぜカツの専門店でうどんなんか食ってしまったんだろう。さすがに寝惚けていたか。
と思い、出前のかつ丼を頂く。
会社から歩いて２分の定食屋から出前させるのが日課だ。

仕事のできる奴は、朝のルーティーンを決めているらしい。
例えばメールチェックをする、取引先の株価をチェックする、
俺はそれを出前という方法で実践する派だ。
出社するなり歩いて2分の定食屋にとにかく真っ先に出前注文を入れる。

そして、夜。
昼はてんやもんだったな、いくら作り立てでも出前は出前、満足というには不十分。
まあ、出前はあくまでイベント性を味わうもんだな。

さきほど出前は日課と述べたばかりだが、イベントでもいい。
柔軟に考えたい。でなきゃ頭打ちだ。

帰り道にスーパーでトンカツ用の分厚い肉を買う。　
自分で揚げるのだ。作り立てが一番だ。

パン粉をまぶしたり、油が十分熱するのを待つ間も、キッチンには良い匂いが広がるであろうから、その間に頂く、アジフライもスーパーで買っておかなければならない。

揚げ物の匂いの中、空腹に耐えるのはナンセンスだ。場合によってはストレスにもなり得、大変危険だ。

というわけで、だ。アジフライ。最適だ。
スーパーのお惣菜部が作ったアジフライを、こう活用しないで、どう活用する？
俺はトンカツを作る間に、でき合いのアジフライを食うことを強くお勧めする。1枚か2枚かは、君に任せる。

俺は３９歳だがドッグの結果は、健康年齢６７歳。
医学は頭のイイ奴らのサークルみたいなもんだから、医者の言うことが正しい、そうだろう。
俺は６７歳なんだよ。

初回ということで自己紹介しかできなかったなエッセイなのに。
申し訳のないことをしてしまった。

はじめまして。

じゅて～む。

2020.07.04