【エッセイ】じゅて~む 第十一夜
【あらすじ】
N県新潟市やN県長野市でコント活動をする集団の、コント台本を担当している江尻晴子が、架空の男性・達太としてエッセイ連載にチャレンジ。
タイトルの「じゅて~む」は愛しているという意味だが、架空の男性・達太が主人公の小説「じゅて~む」からの引用でもある。
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まずは自己紹介から。
俺は達太。
会社員だ。
似ている有名人はほんじゃまかの石ちゃんこと、石塚さん。
あと、バッハ。
バッハこと、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ。
同世代はモーツァルト。
よろしく。
よろしくね。
さて。
世の中は夏休みですか??
こんな俺にも夏休みはあった。
「どうせ食いしん坊の宮村達太のことだ、生ガキを食べすぎて胃腸炎で7日間休み、それを夏休みと言っているだけだろう?!」
と、陰口を叩くやつもいるかもしれないが、答えはノーだ。
揚げろ揚げろ~!
何でも揚げれば、食中毒を防止できる。そのうえ美味しくなるし満足するし、それに何より腹が大喜びをする。
衣を付けて揚げろ揚げろ~!
「生ガキのポン酢しょうゆフライ盛」なんて、最高であり合理的。
下味付けて・・・揚げろ揚げろ~。
つまり。生ガキにあたって休むなど、皆無。
それとは別に。俺にも子供の頃に、夏休みがあったんだ。
しかし、昨日のエッセイで夏休みについては語りつくした。
だから今日は、冬休みについて語る。
八月の一日(いっぴ)にふさわしいかどうかは、これから審判が下されるだろう。
今日は、冬休みに感銘を受けた曲を、思い出したい。
このエッセイのリスナーやアンチに、尋ねたい。あえてこそ。
「ロマンスの神様」という曲を、知っている人はいますか。
むかしむかし。冬休みに感銘を受けたのだが、メロディーが思い出せません。
以下、棒読みのようにドの音のみで歌いあげるので、
メロディを後日、後日教えて頂きたい。
♪愛と勇気が世界を救う、絶対いつか出会えるはずなの
♪週休二日、しかもフレックス!!出前とり放題!!俺の相手となる薔薇はどこにでもいるはず・・・・
♪今夜の飲み会を、俺は期待している、友達の友達が旨いラーメン屋に連れてってくれることを。しかも焼き肉屋の〆に。
♪目立つには、どうしたいいの??一番の悩み・・・・・・。
♪目立つには、どうしたいいの?本当に・・・・・絶好調。
この曲に心当たりのある方は、連絡ください。
それでは俺もこの曲に触発され、目立つにはどうしたらいいか、考えようとするか。
牛丼屋で目立つには、サラダセット・ミニ牛丼の食券を4枚提出し、健康を意識しているのか、いないのかを、想像させるべき、というのはわかっているのだが。
その他の定食屋では自然と目立ってしまっていて、例えば昼と14:30に2度も通ってしまったり、一番よくあるのはカツ丼とカツカレーを両方頼んだり、ごくごく自然に目立ってしまっていて、
意図して目立つにはどうしたらいいか、その方法がよくわからなくなっている。
今日もエッセイらしかった。
女性誌の連載が似合うエッセイで、恐縮です。照れる。
じゅて~む。
2020.08.01