ひいおばあちゃんは霊媒体質だったことを亡くなってから知った
私の曽祖母は104歳で他界した。ものすごく長生きをした。
かなり、感情の起伏が激しく、気難しい人だったという。
苦手な人は苦手に感じたと思う。
ただ、多くの子供達を戦時中に守り抜き、数々の苦労をしてきた人生だったと思う。
最後の10年間ほどは認知症になり、祖母が必死に介護をしていた。
曽祖母は認知症になる前までは、祖母が生まれ育った山形の実家のお屋敷を1人で守っていた。家の前には豊かな畑、川、家の裏には山があった。
曽祖父は随分と前に亡くしていた。
1人では大きすぎるお屋敷で自給自足の生活を楽しんでいた。
認知症が酷くなってから、我々の家に迎え入れ、
介護をすることになったのだが、そこからが家族にとっては苦労の連続だった。
当時、幼稚園生だった自分は、曽祖母が気難しい気質を持った人とは知らず、帰宅するなり真っ先に曽祖母のもとへ行き、一緒に遊んでもらっていた。私にとっては友達のような存在で、あまり、どのような会話をしたかは記憶にないが、なんとなくテレパシーのような言葉を介さずに会話ができていたような記憶があった。
ひ孫には、優しく、いつもニコニコしながら見守ってくれていたのはよく記憶に残っている。
認知症が酷くなるにつれ、曽祖母の部屋から独り言のようなものが沢山聞こえてくるようになる。まるで、誰かもう1人部屋にいるかのように、永遠に"誰か"と会話をしている声が聞こえる。とうとう幻覚、幻聴が聞こえるようになってしまったんだ、と幼いながらに思った。
その何年か後に症状がひどくなり、施設に預けることになる。
それから、何年も経ち、亡くなったと連絡を受けて、
曽祖母の大好きな山形のお屋敷でお葬式を行うことになり、我々も、急いで山形のお屋敷に向かった。まだ幼かった私でも、魂が抜け身体だけになったひいおばあちゃんの姿を鮮明に覚えている。
何十年も時が経ち、私は私の道を必死に生き、中学、高校を卒業し、大学、就職そしてロンドンへ移住など、新たなステージを次から次へと駆け巡っていた。
私が、ロンドンへ行くことになったきっかけはこの記事になんとなく
詳しく書いてあるが、
ロンドンに行くきっかけになったのは、行ってみたいある学校があったからだ。私は昔から、目に見えない世界、スピリチュアルへの関心が強く、小学生時代にテレビで見たオーラの泉にはもう釘付けだった。
調べたところ、イギリスには、霊能を学べる学校があるらしく、大人になったら必ず行く!!と幼い頃から決めていた。
いざ、渡英し、その夢を果たそうと1872年に創立されたロンドンに位置する英国スピリチュアル協会(Spiritualist Association of Great Britain, SAGB)に毎週土曜に、霊能/霊媒のクラスに参加してきた。こちらの協会には、シャーロックホームズを生み出した著者コナンドイルもかつて所属していたようだ。
もちろん、クラスを見渡すと周りはイギリス人ばかり。
日本人はどこにも見当たらない。必死に英語で何が見えたかをペアワーク中のシッティングしている相手(シッター)に説明するも語彙力に限界を感じたりと悔しい思いもしたが、とても有意義で日本では絶対に味わえない非日常的な楽しい時間だった。
ある日、その学校では公開ミディアムシップというものをやっていた。
15人くらいの来場者の前で、みんなの前に出たある霊媒師が、会場に降りてきたスピリット(亡くなった人の魂)の特徴やエビデンスを観衆に伝え、心当たりがある場合は、挙手をし、その対象者に向かって、霊媒師がみんなの前でスピリットからの愛があるメッセージを伝えるというものだ。
私たちの親戚、愛する人、友達、知り合いが降りてくるかもしれないとオーディエンスは心待ちにしている様子だ。
私は、その15人の観衆の中で最も最年少で、こんなことを言ったらアレだが、周りのおじいちゃん、おばあちゃんに比べ、身寄りに亡くなった人が少ないため、私が知っているスピリットは降りてこないだろうと思いながら、霊媒師の話を聞いていた。
霊媒師
「女性のエネルギーを感じるわ。自然が豊かで、ライスフィールドを見せてくる。イギリスじゃないみたい。三味線?のような楽器を見せてくるの」
ん?まさか。
霊媒師
「オリジナルのレシピ本なんかも書いていたみたい。よく畑にいたのね。
薬草なんかも見せてくるわ。薬が好きだったのかしら」
ここら辺で、自分の中でゾワゾワが始まった。
そう。曽祖母はずっと畑仕事をしていて、元看護師のため、薬などに詳しくて、料理も得意で祖母にレシピを教えたりもよくしていたようだ。
三味線については情報はないが、元々良いところのお嬢さんだったため、弾いていた可能性は高い。
霊媒師
「ここら辺で、どなたか知っている人はいないかしら?」
。 。 。
会場は静まり返っている。周りの上品なおじさま、おばさまたちは、そんな人は存じ上げないわ。といった表情をしていた。
私は、思い切ってここで手を挙げてみた。
私
「私の曽祖母かもしれない」
霊媒師
「OK. あなたに伝えたいメッセージがあってこの方は今日いらしてるわ」
「あなたの曽祖母は霊媒体質ね」
私
「?????!そうなんですか」
霊媒師
「ええ、そう。あなたがこの霊媒の学びをしているのをすごく誇らしげに嬉しそうにしているみたい」
私
「えええええ〜〜〜〜」
なんと。全く知らなかった事実が。
その後、急いで祖母に確認をした。
私
「ひいおばあちゃんって、霊が見えたの?」
祖母
「言われてみれば、よく変なこと言ってたよ。裏にはに〇〇さんがいたよ。って言った翌日にその人が亡くなったりとか、予知もしていた」
公開ミディアムシップ(霊媒)を通じて、ひいおばあちゃんが霊媒体質であったことを知るなんて、、
まさかの展開だった。
その後、別の学校でクラスを受ける機会があった。
ロンドンから1時間ほど離れた郊外にあるThe Arthur Findlay Collegeという伝統のあるお屋敷のような学校だ。まさにリアルホグワーツ。
ここでは、50年くらいは霊媒師としてのキャリアがあるのではと予測できる大臣に直接、自分にどのようなスキルやポテンシャルがあるのかを見てもらう機会があった。
第一声は、「あなたは霊媒をやるために生まれてきたわよ」だった。
ここでも、驚きの嵐だった。
タロットカードとかオーラリーディングとかを、超えてまさかの霊媒もですか!という感じで、背後からひいおばあちゃんに背中を押されてる〜〜〜となったセッションでした。
その後のペアワークでは、ひいおばあちゃんは常連のように現れ、
不思議なことに、生前よりも今の方が強い繋がりを感じているのです。
スピリット(亡くなった魂)はいつでも、私たちの味方であり愛を送ってくれる存在なんだなと改めて実感したロンドンの霊媒ジャーニーでした🤍
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SENRI
サイキックミディアムヒーラー
幼い頃から、ミディアム(霊媒体質)であった曽祖母の影響を受け、小学生の頃から、見えない世界へ強い関心を示す。
NYのバレエ留学時、9.11に同時多発テロが生じたワールドトレードセンターで封じていたミディアムの能力が再活性化される。上智大学卒業後は大手IT企業に勤めるも、その使命感から2021-2023の2年間、ロンドン在住し、英国アーサーフィンドレーカレッジや英国スピリチュアリスト協会SAGBにてジャネットグラスゴーのもと、ミディアム(霊媒)とサイキック(霊能)のトレーニングを積む。
<保有資格>
・ヨガ国際インストラクター資格 RYT200
・直傳靈氣療法師(Reiki)
・英国Arthur Findlay College
・英国スピリチュアリスト協会SAGB
▶オラクルカードセッション
定価 ¥ 5,500 / 30分(オンライン)
※セッション後、ご感想をご共有いただける場合は500円割引となります。
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