4/4 イスタンブールはカモメと喫煙者の街[カタール→トルコ]
カタールはドーハへ向かう飛行機。
こんな時間にビーフオアチキン。
午前2時に機内食で起こされます。
無難においしい。
義務的な機内食はもう絶滅したんだろうか。
4:30頃 父が過呼吸を起こした。硬直したままうなっている。大丈夫かと声をかけても黒目だけがこちらを見るばかりで返事がない。
30秒ほどで収まった。改めて大丈夫かと確認するも首を横に振り俺の肩にうなだれそのまま寝てしまった。
あまりの衝撃に目が覚めた。病気とかでないと良いが。
焦る気持ちで時計を見ると4:44であった。4/4の4:44。「時計を見た時ゾロ目なこと多いよね。」←人間はしょっちゅう時計を見ている。ゾロ目じゃない時の時刻などわざわざ記憶に残らない。ゾロ目の時は「あ、ゾロ目だ」と気に止めるから記憶を遡ったとき、ゾロ目の時間ばっかりだなという印象を受けるのだ。今年一年分のゾロ目という単語をこの文章で使った。もうゾロ目るのはやめる。
また再発したらどうしようという一抹の不安が俺を眠らせてくれない。どうせ祈ることしかできないのだから素直に寝かせてくれればいいじゃないか。音楽でも聴きましょう。出発前に家でjesus jonesを流していたら父がかっこいいなと言った。俺が聞いている曲に父がお墨付くのは初めてのことである。俺の音楽は父に多くの影響を受けているので、その父に気に入ってもらえるのは非常に嬉しい。
9:00 朝が来まして機内食
遠くの席の人がリトルマーメイドを見ている。
franzの動画でリルマーメイドというネタがあったが、ポリコレのおかげ(?)で現実になる日も遠くない。
水中に住んでたら風呂入らんでいいけ楽そう。
髪を乾かす行為が日常に入り込まないのって素晴らしいと思うの。ただ俺らが風呂に入るのに対応して人魚にも甲羅干し的な行動があるのかもしれない。人魚って肺呼吸?
件の父は元気そうである。よかった。全身が熱かったそう。症状を調べても当てはまるものがない。
ぼやっとワダツミの木が聞きたい。日本を求めている?
ドーハ着
カタールまでくると流石に東洋人の割合も少なくなり、異国に来た実感が湧く。
ラマダーン期間だから公共の場での飲食、喫煙を控えろとのアナウンス。
ゴロワーズだ!!!
日本では廃盤になったフランスの黒タバコ。
バラ売りがあれば試したい。
トルコに行く飛行機に乗るよー
俺の英語力には目を見張るものがあるのでオレンジジュースを頼んだらスプライトがきた。
真ん中の白いヨーグルトみたいなのを食うのにすごい時間かかってつかれた。チアシード的なやつ。スーパーフードとかいって一時期もてはやされてましたね。噛み潰さんと消化されなそうで、栄養素取れないんじゃないかという思いから断固として噛んだ。小さくて量があるので噛み疲れ。
トルコ着
空港で両替
US100ドルを2519リラに。
最悪のレート。2800円分ぐらい損。
1リラ6円の計算だ。
空港からメトロ(地下鉄)でイスタンブールに出る。
icカード的なものを70リラで買いチャージする。
地下鉄1人20リラ(どこまで乗っても)。
1つのカードで5人まで支払える。
地下鉄の電車内にUSBの充電ポートがあった。便利。
地下鉄を出たらいよいよ旅行らしい旅行の始まり。
そこらじゅうで大きめの犬が寝ている。
雑種?雑種ですよね?......
返事はない。
日本語のわかる犬だったらよかったのにと思う。
軒を連ねるレストランのテラス席にはガラスの灰皿がさも当然かのように鎮座している。路喫もそこらじゅうに。街自体が生きた喫煙者であるかのよう。
かくいう私も喫煙者なのだが、父から禁煙のお達しが出ているので。どこかにアークロイヤルがいるな。
ガラタ塔に向かって歩く。
改装中でよく見えんし中には入れなかった。
サバサンドですよと。
出国後初めて機内食以外を口にする。
サンドと言ったがサバラップだ。
美味しい!!
ガラタ橋を通り新市街から旧市街へ移動する。
旧市街に出たあたりの広場で焼きとうもろこしと伝統的なパンを買った。まあまあ。
エジプシャンバザール
日本人を呼び止めるのに店員が口を揃えて
「ヤクザ、カワサキ、サムライ、もってけどろぼう」
と声をかけてくる。「どこで覚えたん笑」というおかしさで興味を誘おうとしてるのが透けて見えてすごく嫌だ。サムライは足早に去ることにする。
街ではずっとクラクションが鳴る。少し交通が詰まったらすぐクラクションだ。旧式の車が多く、排ガスを撒きながらエンジンをうならせて走る感じが街の雰囲気を濃いものにする。
ホテル着。今ホテルでこの日記を書いています。
日記が現実に追いつくことってあるんですね。
このまま追い越して書き続けるぞ。
VPNをトルコにしてるのでyoutubeでトルコの広告が流れました。お返しします。
7時でも昼ぐらい明るい。
青のモスクに向かいます。
観光客よりムスリムの人の方が多い体感。
ラマダーンだからだろうか。
日本語が話せるトルコ人に捕まり地下に連れられ絨毯を見せられるなどした。気をつけよう。
青のモスクの向かいにアヤソフィアがある。
帰路で夕飯。
ウズベキスタンでもそうだったが、野菜はトマトときゅうりが主、そして頼んでないパンが出てくる。乾燥してる国はどこもこうなのだろうか。
lay’sを買った。日本はカルビーが幅を利かせてるのでほぼ見ないが、日本を出るとどこ行ってもポテチはlay’sなのである。ちなみに江島が一番好きなポテチなので覚えておいて損はない。
2日目はこんなところ。飛行機の時差などもあり文章が多くなった。明日からはグンと減ります。