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現実エジマ会「北海道のロゼワイン」〜ワイン紹介①
「北海道のロゼワイン」がテーマの今回のエジマ会ですが、当日に紙でデータを配るのではなく、前もって読んでからワインを飲んだ方が良いのではないか?
「飲んでから読むより」も「読んでから飲む」、この方が記憶に残りやすいしワイン会では、どんどん呑んでいると、めんどくさくなって、データなんて読まなくなってしまうからなぁ。
余市町のロゼワイン飲み比べ
北海道ではパストゥブランと呼ばれるアッサンブラージュした赤ワインが増えています。
本場のパストゥブランはピノ・ノワールとガメイのアッサンブラージュですが、北海道のパストゥブランはピノ・ノワールとのツヴァイゲルトのアッサンブラージュです。
そのピノ・ノワールとツヴァイゲルトの余市での代表的な生産者のロゼの飲み比べをしたいと思います。
今回、紹介するのは、【登醸造】セツナウタ 2018と【ドメーヌタカヒコ】ヨイチ・ノボリ ロゼ ド ノワール 2020
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【登醸造】セツナウタ 2018
ワイン名の「セツナウタ」は、飲む人の切ない気持ちに寄り添いたいという思いから名付けられているそうです。
2018年は天候不順に因る大幅な収量減(翌2019年のなんと25%減)だった時のワインです。
最近のビンテージではロゼではなく、赤ワインとしてリリースしています。
ブドウの大半は10Rワイナリーで醸造され、ココファームワイナリーの「こことある」シリーズのツヴァイゲルトになります。
ラベルの絵とワインの名前が、ピッタリですよねぇ。
生産者:登醸造
産地:北海道余市町
品種:ツヴァイゲルト
スタイル:ロゼ
Alc:12.5%
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【ドメーヌタカヒコ】ヨイチ・ノボリ ロゼ ド ノワール 2020
みんな大好きドメーヌタカヒコの初のロゼワイン。
「2種類とも2020年のみの限定キュベで、毎年造る予定はありません。」との事なので、生産量が多い年には、今後もリリースされるのかもしれません。
北海道内の酒販店のみに販売のようです。
ピノ・ノワール主体で、古樽で9ヵ月熟成。
1000本以上製造していますが、入手困難なワイン。
ふるさと納税限定キュベもあり、そちらはピノ・ノワール85%、ツヴァイゲルト15%(古樽で9ヵ月熟成)。
ネットオークションでは23000円で売られておりました。
やっぱり人気なんだなぁ。
生産者:ドメーヌタカヒコ
産地:北海道余市町
品種:ピノ・ノワール主体(古樽9ヶ月熟成)
スタイル:ロゼ
Alc:10.5%