日本ワインレビュー 【イエロー・マジック・ワイナリー】 GM WINE 2020
GM WINE
ヴィンテージ:2020
コメント:まずはリンゴとラフランスの繊細な甘い香りがあり、後から青デラウェアの香りがありますねぇ。
リンゴの果実味がまず強めに来て、ラフランス、青デラウェアと順に来ます。
ラフランスとリンゴとブドウ(青デラウェア)を取り合わせたワインは余りありませんが、上手く行ってますねぇ。
リンゴとラフランスがボディをつくって、青デラウェアの酸が全体を引き締める。
リンゴだけ、ラフランスだけだと、こうはならないのですよねぇ。
2020なのでフレッシュさもあって、シードルやポワレの良さもあるが、青デラウェアが入っている事によって、ワインに芯が出来ています。
リンゴや梨だけだと酸が弱いので、青デラウェアがある事でバランスが取れていますねぇ。
アルコールが9%なので、熟成させてどうなるのか?が読めませんが、酸もあるので、1、2年ぐらい置いても良さそうです。
リンゴとナシとブドウで、これだけ調和が取れているのがスゴイよなぁ。
変に混ぜるとホントに変なワインになるのだよなぁ。
そんなワインをどこかで飲んだことある気がする。
一般的なシードルやポワレよりも酸があるので、料理には合わせやすそうです。
白身魚のトマト煮や野菜や魚介の天ぷら、キノコとほうれん草のキッシュとかが良さそう。
※あくまで私の個人的な意見なので、参考にはあまりならないかも知れません。と言うかならないカモ🦆
GM WINEって何?と思ったら、山形南陽市の金山地区再生事業のゴールデンマウンテン商品なのですね。イエロー・マジック・ワイナリーの他にも、株式会社グレープリパブリックや日本酒の蔵である東の麓酒造有限会社も参加しているようです。
「ラフランス」「りんご」「葡萄」の栽培が盛んなので、ワインの他にも、日本酒にラフランスのピューレと蜂蜜を入れてつくったリキュールなどもあるそうです。
やはり地域活性化はこれからの日本にとって重要だよなぁ。
生産者:イエロー・マジック・ワイナリー
産地:山形県南陽市
品種: リンゴ、ラフランス、ぶどう
スタイル:白
Alc:9%
飲んだ場所:原田商店(北海道恵庭)
飲んだ時期:2021/6