【インタビュー】「エネルギーを感じ、自分も挑戦を」卒業後も続くPOOLO生とのつながり
株式会社TABIPPOの主催するPOOLO(ポーロ)は、旅をテーマに学ぶオンラインスクール。4つあるコースの中でもPOOLO LIFEは「旅とライフデザイン」をテーマとして多様な仲間と学ぶ8か月間のコースです。
今回はPOOLO LIFEの魅力を探るために、POOLO LIFE5期の卒業生である小川大翔さん(以下、小川さん)にインタビューしました。
小川さんは福岡県出身の27歳。福岡県福岡市で生まれ育ち、就職活動の後福岡のベンチャー企業での内定がありましたが、一度辞退。8か月ほどフリーター経験したのち、現在は新卒で入社した人材系の会社で人事として新卒採用や転職の支援をしています。
新卒2年目のおわりの時期に参加したPOOLO LIFEで、どんなメンバーに出会いどんなことを得たのか。
POOLOを通じて得た変化や、卒業後のPOOLO生とのつながりについてお聞きしました。
新卒2年目、変わりたいと思った
――まず最初にPOOLO LIFEに入ったきっかけを教えてください。
参加した理由は2つです。
1つめは活動的になるきっかけが欲しかったからです。
当時は新卒2年目というタイミングで社会人にも慣れ、仕事に日々忙殺されていました。そんな中、行きたいところに行くことがなかなかできていなかったんです。
もっといろいろなものに触れたり、経験をしたりということをやりたいと思っていたのに1人だとハードルが高く、家でだらだらと土日を過ごすことが多くなっていました。これを変えたいと思ったんです。
2つめは、同世代や少し上の年齢の人でいろいろなチャレンジをしたいと思っている人たちと繋がりたかったからです。
特にPOOLO LIFEの自分のキャリアビジョンについて考えるワークに惹かれました。
また、POOLO LIFEの1期がスタートしたのは自分がTABIPPOで学生支部としてインターンをしていたときでした。
当時から活動をみていて面白そうな活動だなと思っていましたし、TABIPPOが作るコミュニティが好きだったので、後押しにもなりました。
忙しくても参加しやすい環境
――POOLO LIFEで印象に残っている活動はありますか。
最後の卒業式です。
その日は地方に住んでいる人も東京に来て、オンラインで卒業式をやったあとにオフラインで自主企画でワークショップをやるというものがありました。
実はそのときが、初めてたくさんのPOOLO生と仲間とあったタイミングだったんです。僕は前半の方はそんなに積極的に参加できていなかったので。
卒業式では特に、POOLOメンバーの企画力がすごいなと思いました。
与えられた謎を東京の名所を周りながら解いていくゲームだったのですが、クイズのクオリティがとても高く、テーマパークのイベントに参加している気分でした。
また、社会人で忙しいはずなのにいろいろな地方から東京にわざわざ来ている人も多かったんです。
すごくフットワークが軽くエネルギーを感じましたし、同時に自分もそれを見て何かへの挑戦のハードルがさがりました。
――最初の方はあまり関わることができなかったというのは、何か理由があったのでしょうか。
ちょうどその時期は仕事が忙しかったんです。
初期で活動的にやっている人たちはかなり仲良くなると思うのですが、最初にその動きに乗り遅れるとなんとなく遠まきにみてしまうというか。そういう感じが自分には少しありましたね。
ただ、参加してみると実際そんなことは全くないというのがPOOLOの良さです。
――仕事とPOOLOの両立は難しい部分もあったのですね。
少し重荷になっていた部分はありました。
大変ではあったのですが、それくらいコミットするのかを選べるので、がっつりやりたいという人はそういう人たち同士でチームが組めるし、もう少し程よくやりたいという人たちだったら、そういう人たち同士でチームが組めます。
なので参加のハードルを高く感じる必要はないです。
活動頻度の希望に合わせて運営側がチームを組んでくれます。
チームも2,3か月に1回ほど変わるので、忙しい期間に合わせてコミット度を調整することができます。
ですので、コミットする時期とそうでない時期を9か月間の中でつくることができます。
逆に何かしたいと思ったときに動くと、それにのっかってくれたりとか、協力してくれたりする人が絶対にPOOLO生の中にはいます。それはどのタイミングからでもできると思うし、変に無理する必要はないです。
卒業後も強いPOOLO生とのつながりと似ている価値観
――POOLO LIFEの活動は終わっていてもメンバーとの交流はありますか。
同期とは結構会っています。タイミングにもよるのですが月に1回くらいは少人数で飲みに行ったり、土日にランチに行ったりしています。
今年のゴールデンウィークにはPOOLO LIFEのメンバー4人で屋久島に行ってきました。POOLO LIFEの活動が終わってからはもう半年以上たっているのですが、そういう交流は未だにあります。
――誰かが提案して賛同する人たちがいるからこそ、卒業後もそのような活動があるのでしょうか。
まさにそういう感じですね。そこにこそPOOLOの価値があると個人的には思います。
旅行には学生時代の友達と行くことが多いと思うのですが、自分たちPOOLO生は大人になってから、出会った人たちと一緒に旅行に行くんです。
旅行に行けるくらい価値観が同じだったり、一緒にいたいと思える人たちと出会えたというのが、POOLOの価値としては高いです。
――小川さんが思うPOOLO LIFE生と似ていると思う価値観について、具体的に教えてください。
旅が好きというのは大きいです。
そもそもPOOLO LIFEに参加する人は20代後半の人が多いと思うのですが、社会人になって何年も経ち、ある程度の金額を払ってわざわざコミュニティに参加する人たちは、行動力があるのだと思います。
また、常にエネルギーを持っているので自然と「これしたいよね」「あれしたいよね」が出てくるこの価値観は自分に近いと思っています。
一般的には20代後半の社会人になってくると「これしたいよね」「あれしたいよね」という話はそんなに出ないというか。
アイデアを出したり議論したりして、一緒にやれる、そういったモチベーションの人たちが集まっているというのが自分の中で大きかったです。
――実際にPOOLOに参加してそういう人たちと一緒に活動していくなかで、小川さんご自身に変化はありましたか。
何かへの挑戦のハードルが下がりました。そこは結構変わりましたね。
僕の場合は学生時代、TABIPPOの学生支部をやっていて、学生の時には全国に仲間がいたのでみんなに会いに行ったりとか、ヒッチハイクで東京都から福岡県まで帰ってくるとかしていました。
しかし社会人になるとそういうハードルが少しずつ上がっていくような感覚があったんです。
POOLOに入っていろいろ活動していく中で、女性で会社員を辞めて世界一周に行っている人や、キャンピングカーで日本一周行く人に出会いました。
そういう人たちを見ていると自分ももっとやりたいことをやろうと思い、挑戦のハードルが下がっていったというのが1番大きかったです。
――社会人だと時間などの関係でなかなか挑戦できなさそうなイメージがあるのですが、実際どうなのでしょうか。
POOLOに入るとそんなことはないと感じます。
自分が何かしたいと思ったときに、仲間や環境は重要です。
POOLO生はしたいことがあるけれど迷っていたり、したいことはまだないけれど何かに挑戦したいと思っている人が多いので、自然とそういう人たち同士の会話になりますね。
例えば「世界一周に行きたいけれど会社を辞めるのが怖い」と悩みがあったとして、同じように考えている人がPOOLO生の中には何人もいるわけです。
そうすると「いっちゃう?」みたいな感じになって一歩を踏み出せたりとか。
あるいは既に世界を飛び回っている人とかもいるので、リアルでやっている人を見ると、自分にもできる!というリアリティが湧きます。
自分の中で勝手にハードルあげていただけだなということに気づき、自分も新たにチャレンジできるようになるんです。
POOLO LIFEを経て思いが強くなった、挑戦したいこと
――小川さんご自身は今後挑戦したいことはありますか。
どこかのタイミングでしっかり時間をとり、世界を周りたいと思っています。
この思いは社会人になってからはずっと消えてしまっていたのですが、POOLOを経たことで思いが強固になりました。
現在世界一周の旅に行っている人が何人かいて、その影響は大きいです。毎日SNSが更新されているのですが、それを見ながら毎回刺激を受けています。
――具体的にどんな旅にしたいですか。
将来的な仕事に繋げていきたいという思いもあるので、今経済的に伸びている国を回ってみたいですね。学生時代の旅ではなく、社会人を経験した今だから見えることもあると思うので。
あとは大学時代はドイツ語学科だったので、ドイツを中心にヨーロッパ圏に行ってみたいです。
――最後に、POOLOが気になっている人に向けて、メッセージをお願いします。
検討しているのだったら参加すべきだと思います。
特に何か刺激が欲しいとか、なかなか自分でいろんな活動やチャレンジをしたいけれどいまいち一歩が踏み切れないという人にとって、POOLOは参加しやすいのではと思います。
編集後記
POOLO生から影響を受けて、ご自身の挑戦したいことへの思いを強くした小川さん。8か月の活動期間が終わった今でもPOOLO LIFEでできた、人とのつながりを今でも大切にしている姿が印象的でした。
エネルギーをもっと得たい、何かに挑戦してみたいと思っている方はその一歩として、POOLO LIFEを検討してみてはいかがでしょうか。
写真提供/小川大翔さん 取材・文/えじ