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夏は山 -登山初心者の西和賀の山ランキング
西和賀2年目の夏。
今年は自分史上最高の頻度で山に登った。
去年の高下岳も合わせて、
西和賀の主要な山は一通り登ったはずなので
現時点での個人的な西和賀の山ランキングを記しておこう。
今後登ってるうちに、順位が変わったりするのかな?
<目次>
①今年の山登りまとめ&登山を始めてみた感想
②2019年 西和賀の山ランキング by登山初心者
今年の山登りまとめ&登山を始めてみた感想
6月22日 女神山 6時間半
7月18日 牛形山ーシロッコ森ー鷲合森縦走 6時間半
7月22日 和賀岳 7時間45分
7月30日 南本内岳 4時間
9月5日 沢尻岳ー大荒沢岳 5時間
9月26日 南本内岳ー焼石岳
10月2日 真昼岳
@苔平(和賀岳) 雲海とニッコウキスゲ
いまだに登り道はしんどいし
下り道で調子にのって早足になると急に足が動かなくなったりするし
山が好きかと問われて「うん」と即答はできない
が、
山に登ろうと誘われれば登る気になる
くらいには、登山への抵抗感がなくなった。
天気が最高に良い日もあったし、
ガスと強風で何も見えない日もあった。
高山植物の可憐な花も、
人生初の雲海も
秋の始まりの紅葉も見た。
南本内岳お花畑コース。ガスって何も見えなかった(涙)
2回目の南本内岳は最高の天気。西和賀で最初に紅葉が始まったのはこの山からだと思う
ーなぜ山に登るのか?
こたえはわからないが、こんなことを考えている。
・西和賀における行動範囲を広げたい(マーキング???)
・山が好きな人の気持ちが知りたい(マーケティング???)
・足腰を鍛えたら舞がうまくなるのではないか(修行)
主に3つ目が辛い登り道でギブアップしたくなった時に有効である。いまのところ。
2019年 西和賀の山ランキング by登山初心者
1位 和賀岳
2位 真昼岳
3位 南本内岳
以下、ランクイン理由と思い出を。
1位 和賀岳の記憶 ピンクの長靴を履いたおばちゃん
<ランクイン理由>
西和賀の山を代表する和賀岳。
これを制すことなくして西和賀の山を語ることなかれ。
はっきりいってキツイ山だった。
ひたすら登る↗︎↗︎↗︎
ひたすら下る↘︎↘︎↘︎
またひたすら登る↗︎↗︎↗︎↗︎(しかも急登)
登山を2回やるような感じ⛰🏔
名物の渡渉。靴を脱いで渡る。冷たい。疲れた足が癒される。冷たい、冷たい。
あまり平坦な道はなく、ずっと斜面にへばりついていた印象
急すぎるやろ。。。
でも一番の山はと問われたら
やっぱり和賀岳なんじゃなかろうか。
大変さも含めて。
苔平から山頂を望む。ここにきてようやく写真を撮る余裕が出た
<ピンクの長靴を履いたおばちゃんの思い出>
朝から天気予報はパッとしない。
ガスの中をエイコラヤッサ登っていると
おばあちゃんがスタスタと降りてきた
まるで農作業の途中で出てきたかのような軽装で
「頂上は晴れてるよ」
「ニッコウキスゲが満開だよ」
と教えてくれた。
山中は天気が悪かったが、
頂上が晴れているというのは朗報だ。
しかし午前の早い時間に
もう頂上まで行ってきたのか
聞けば、秋田から来て、ノンストップ・休憩なしだという
すごい。。。
zenの履いていた地下足袋をみて、
「お!足袋か、いいねえ!私は、長靴!」
といって、足を一歩前に出した。
ピカピカのピンクの長靴がまぶしかった。
人生初の雲海にテンション上がった!雲と雲のあいだにいるよー
雲海その2。下界は天気が悪くて、頂上は晴れてるってこういうことだったのね!
おばちゃんが言った通り、和賀岳頂上はニッコウキスゲが満開だった
2位 真昼岳の記憶 9合目のワナと「秋の田」
<ランクイン理由>
初心者におすすめするなら、真昼岳かなー。
登りやすいのと、比較的早く尾根に出て景色が良い。
登りやすさに関しては、個人的なことだが
今年結婚式を挙げたブナの森を抜けた先にあるので
そういう親近感もあるかもしれない。
<9合目のワナの思い出>
真昼登山道の尾根に出て頂上方面を望むと
見えてる中で一番高い場所に
棒が立っているのが見える。
この写真ではわかりづらいが、ちゃんとある。
山頂には大抵、こんな感じ(↓)の標識があるので、あれが頂上かと期待する。
が、それは9合目を示す標識である。
というのが実にがっかりする。
でもここから山頂までの尾根道も気持ちが良いから良し。
9合目から本当の山頂を確認する。小屋のあるところ。こっち(9合目)の方が高くない?
山頂からは「秋田」の名前通り
「秋の田んぼ」が一面広がっていた。
良い写真が撮れず残念。
写真で振り返ってみれば、そこそこの登りもあった模様。
喉元過ぎればなんとやら。
3位 南本内岳の記憶 こんなところで放牧してたの?
<ランクイン理由>
第一印象は最悪で、
2回目の時は最高だった。
紅葉どんぴしゃり。
焼石(は西和賀の山ではないのでランキング対象外だが)と
南本内岳の間の池のあたりがおすすめ。
西和賀側から登って、南本内岳だけで戻ってくるのはもったいない。ちょっと歩けばこんなに見晴らしの良い場所が!
<こんなところで放牧してたの?>
登りは決して楽ではないし、登山道がそれほど楽しくもない
と思うのだが、
紅葉が素晴らしかった&焼石岳縦走がよかったために3位にしてみた
南本内岳。
昔は牛を放牧していたそうで
牛って、こんな急な山道を歩けるんだ、とびっくり。
こんなに大変な山に牛を連れてきたの?と思うけど、水場があるからよかったのかなあ。この水場にも牛がいたのかなあ。
焼石岳から胆沢扇状地を望む(本当に「扇状」だ!)。扇の要の部分にお世話になってる奥州湖交流館のある胆沢ダムが見える。
西和賀の秋は南本内岳からやってくる。
今回、超主観的にランキングしてみたけど
牛形山縦走も楽しかったし
女神山も良い思い出
つらいのになんで登るのか
わからないけど
来年も登ると思う。
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