本物のあかりと偽物のあかりと雪あかり
西和賀冬の一大イベント、雪あかり。
何がすごいって、決められたイベント会場だけじゃなくて、それぞれの家の前で、道端で、雪の穴が掘られ、ロウソクが灯されること。見せるためじゃなくて、町の人たちが楽しむためのイベントなんだなぁ、と朝からワクワクしました。
トップ画像は、去年雪の重みで崩壊した隣の空き家……に降り積もった雪に雪洞を掘るzen。今年こそは瓦礫が成仏(撤去)してくれますように〜😇
町のあちこちに雪遊びのあと。かわええ。
祭りは、本番よりも準備のソワソワが楽しい。ロウソクに火をつけ、風で消えないように手でまもりながら、点灯していきます。雪で冷えた手がじんわりあたたかくなってほっとする。
廻戸王国では、山一面が燃えるようでした。
雪あかりバックの鬼剣舞は迫力!
さて、表題の話。
数年前にzenが西和賀のPRイベントで上京した際に、お台場の夜景を見ながら「西和賀の雪あかりや星の灯の方が本物だ」と発言して怒られたそうです。
(うーむ、ピュアだなー、、、その後の反省とかも、、、。)
本物or偽物という言葉選びが適切かどうかはともかく、自分が何を好きで、何を大事にしたいのかがハッキリしていることは、とても大切だと思いました。それさえあれば、人と比較して落ち込むことも、都市にへーこらする必要もないのだから。
点灯の一仕事を終え、思い思いに雪あかりを楽しむ。両親も参加してくれて、この日一番うつくしいと思った光景だった。