【解答解説】第３８回管理栄養士国家試験（問12）

問題

都道府県知事は、飲食物の製造・販売に従事する者が特定の感染症に感染した場合に、飲食物に直接接触する業務への就業制限を講ずることができる。これに該当する感染症として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
（1）コレラ
（2）腸管出血性大腸菌
（3）E型肝炎
（4）パラチフス
（5）細菌性赤痢

解答

（3）

解説

　3類感染症は、特定の職業への就業によって感染症の集団発生を起こす可能性のある感染症として分類されています。都道府県知事が認めた場合、就業制限を講ずることができます。
（1）コレラは3類感染症です。
（2）腸管出血性大腸菌は3類感染症です。
（3）E型肝炎は4類感染症です。
（4）パラチフスは3類感染症です。
（5）細菌性赤痢は3類感染症です。
　4類感染症は就業制限はありません。
　ちなみに、3類感染症は上記に腸チフスを加えた5つです。