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【解答解説】第38回管理栄養士国家試験(問23)

問題

疾患の治療に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
(1)C型肝炎に対する抗ウイルス療法は、原因療法である。
(2)急性胆のう炎に対する胆のう摘出術は、保存療法である。
(3)早期胃がんに対する手術療法は、対症療法である。
(4)輸血療法の後に、交差適合試験が実施される。
(5)生体腎移植は、わが国では禁止されている。

解答

(1)

解説

(1)⚪︎
 選択文の通りです。

(2)×
 急性胆のう炎に対する胆のう摘出術は、原因療法です。

(3)×
 早期胃がんに対する手術療法は、原因療法です。

(4)×
 交差適合試験は、輸血療法の前に行われます。
 交差適合試験とは、輸血用血液製剤と患者血液との間に血液型抗体に起因する抗原抗体反応が起こるかをあらかじめ試験管内で検査し、血液型不適合による副作用を未然に防止する試験のことです。

(参照:日本赤十字社HP)

(5)×
 生体腎移植は親族(6等親まで)や配偶者、姻族(3等親まで)から2つある腎臓の1つを移植する方法です。
 血液型やHLA型が適合していなくても、移植可能です。

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