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初個展「優しい嘘」vol.2

今回は、タイトルとキャプションのお話をしたいと思います。

まず!
一旦、写真は放置!
飾りたい写真は似たようなものが多く、まとまりがない。

なので、7月下旬のプレスリリースの時期が近づいたので、その内容を決めていくことに。
メインビジュアルはこの間、お話したオールスターズ戦の時の写真に決定。

あとは、タイトルとキャプション。

タイトルは色々、候補はあったのですが、「夢幻泡影」とか「花鳥風月」とか「泡沫の夢」など、何かピンと来ない。
「夢幻」とかって特に、鬼滅の刃を彷彿としてしまい、落ち着かない(笑)

案外、シンプルな方がいいかもですよとのアドバイスを受け考えたのが「優しい嘘」。
なんか、こういう時って、人の心に何か残したくなって自分でも普段使わんやろ!って突っ込みたくなるものを考えてしまいがちなのかも、と思いました。

タイトルの理由としては、写真は「真実を写す」と書いて、「写真」。
だけど、私はそこに多重合成や色味の加工、テクスチャを乗せるなどの、真実とはかけ離れた私の表現をしている。ってことで「嘘」。

さらに、この世の中、嘘をつかない人はいない。
人を傷つけるような嘘はいけないが、優しい嘘なら、それで救われたり癒されたりできるのであれば悪いものではないのではないか。と思いました。

実際、身近な人に「優しい嘘」ってついたことないですか?

あえて言わなくてもいいことは、言わない。
この世の中、何でもかんでも本音で話せばいいってもんではありませんしね。

そしてキャプション。
アビィさんが過去に行われたプレスリリースを参考に送ってくれました。
みなさん、たくさんの想いがあふれる文章で、とても賢そう(オイ)
文章化するって大事なんだな。

優しい嘘って生ぬるくない?
だけど、それが「嘘」って気づかなければ「現実」(本当)にもなりうる。
それが「嫌だ」という人もいれば、「有り」という人もいるはず。
でもやっぱりそれば、個々の「自由」だと思う。
なので最後は、問いかけにしました。

例えるならば、「マトリックス」。
ここが、仮想現実ならあなたは薬を飲みますか?(元ネタ知らない方はすみません)
私は確実に「飲まない」です(笑)

ま、単純に争いを好まないのと、ただでさえ世知辛い世の中…。
物価は上がるわ、税金は上がるわ、給料あがらんわ…。
それなら、夢の中でも楽しく過ごしていたいな。
ストーリー的には、面白くないですけどね。

白黒思考、完璧主義など、自分の考えを押し付けてこられるのは苦手です。
グレーで生ぬるいのが、この世の中。
でも抜け出すかどうかは「自由」です。

その最後の「どうする?」という言葉が、この個展の最後の写真とタイトルを見たときに皆さんがどう思うのだろうなと思っていました。
特に感想は求めず、自分の中で問い、なんか心の奥に残ってくれたら嬉しいです。
こんな訳わからんこと言うやつおるんやなって(笑)

と、まあ。ここまでは後付け感がすごいです。
文章を考えるときは、なんとなーく、PCでパンパンパンと思いつくままに打ち込んだら、いい感じに文字数が同じになり、ビジュアル的にもいいなと。

まあ、見てもらって修正してもらえばいいんだし。と提出したところ、なんと1発OK!!
内容は短いが、何となく言いたいことは分かるし、昔の「カメラ日和」という雑誌を思い出したのでいいと思います。(私の大好きな雑誌でした)とのお言葉を頂き嬉しかったです。

プレスリリース

ただ、会場での質問が多くなると思うのでイメージトレーニングは忘れずに。との事…。

やべえ。人見知りやっちゅーねん。イメトレも何も、何を質問されるかも見当もつかん。自分でハードルを上げてしまった。という話(笑)

なんやかんやで、大枠が決まり、次はDM、展示する写真、キャプションの話などしまーす。

初個展「優しい嘘」vol.1はこちらから👇

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