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【連載】61歳、はじめてのひとり暮らし始めます♯02お金の器

これからがほんとうのひとり:住まい探しで気づいた、お金の器の広げかた

自分だけの空間を求め、憧れの街を巡り始めた。海も山近い、関西のお洒落エリア、「芦屋、西宮、御影、苦楽園」か歴史と文化、東山を望む自然豊かな食の街、京都の洛中エリアに絞った。ひとり住まいにはマンションが便利でいいというところまでは決めておいた。

どうせ住むのなら、想像するだけでワクワクするような街に人気の街に住みたい。とはいえ、そういった誰もが住みたい街というのは、買うにしても借りるにしても、かなり相場が高いのである。

最近、住宅価格が高騰しているというニュースをよく見聞きする。世界的な原材料及び原油等のエネルギー不足や価格の高騰・円安の影響を受けているからだそう。だから、なおさら新築物件は値上がりの一途である。

もしマンションを購入するとして、もうすぐ60歳という自分の年齢からしても、決断を一日先延ばしするたびに、ローン申請のリスクが高くなっていく。買うなら一日でも早い方がいい。

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