見出し画像

61歳、はじめてのひとり暮らし始めます#06愛犬ガクを新居に連れていった

犬は引っ越しをどう思うのか


あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします。

さて元日、いよいよ引っ越しまで1週間を切った。これまでの人生で引っ越しの経験は家を買って住み替えた1回キリだ。

あの時は、5歳と4歳の息子たちを育てながら、4人家族分の荷物をひとりで荷造りした。引っ越し当日は、子どもらを両親にあずけ、ママ友にも手伝ってもらって、その日のうちに全ての荷物を片付けた。

夜になって夫が仕事から帰ってくると、まるで住んでいたかのようなレベルに仕上がっていた。いまでも時々思うことがある。どうしてひとりで頑張っちゃうんだろう。

今回は、引っ越し業者に荷造りをしてもらうので、いまのところ何もしていない。

すごく手持ち無沙汰なので、ときどき新居にどうでもいいようなものを持って行って、なんとなくそこで時間を過ごしている。何度か通ううちに、これが私のおうちなんだという気持ちが強まっていき、ちょっぴり不安だったひとり暮らしが今はワクワクでしかない。

心配なことは、相棒である飼犬ガクのこと。犬は群れをなす生き物で、家につくというより家族の一員として行動することで安心するという。だから、私が一緒ならば、どこにいても大丈夫だと思うのだけれど、引越しの翌日から仕事である。ベッタリとガクの様子を見てはいられない。とにかく、ガクにも早く家に慣れてもらわねばならない。ということで元日に何をするでもなかったので、ガクを連れて新居へ向かった。

ここから先は

2,030字 / 5画像

スタンダードプラン

¥500 / 月
このメンバーシップの詳細

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?