トミタ栞2人バンド編成におけるアレンジ解説の前置き
前置き長いです。
2020年の2月より、2人編成でのライブが始まった訳ですが、そもそもは2019年のバースデーライブ(この時はバンドセットでした)の後、1人でライブをする為に、ギターの弾き語りもしたいという本人の希望があり、ギターのレッスンをするあくまで『講師』としての発注だったと思います。
なので2019年はトミタ栞1人でのライブがメインだったのではないでしょうか。実際に私もレッスンした手前、ちゃんと弾けているか心配で観に行った時もあります。
て事なので、2020年も1人でライブと思いきや、2人編成でアコースティックライブをとの事で、ギター以外の楽器が弾ける私にお話が来ました。
という事は、様々な楽器で様々な方向から楽曲を聴かせる事なのかなと思い、ほぼこちら主導で提案していこうとその時は思った気がします。
バラードも勿論ありますが、バンド編成時での楽曲の印象は、『元気で明るい女の子』でした。実際お仕事する前のトミタ栞に対する印象もそうでしたから。
まずはそこを崩すところから始めました。
最初に焦点を当てたのは勿論『声』ですね。とても声が通るのと、声量がハンパなくて、
「この歌声を使わないでどうするの!もっと聴かせないと!」
って事で、割とアップテンポの曲をバラード調にアレンジしたり、後々お客様どころか本人、スタッフまでもが、聴くまでわからない変化球な斜め上のアレンジを提案していく訳ですね(笑)
今もそうですが、怒られるまでは好き勝手やらして貰ってますね、ありがたいです。
次から楽曲解説します。