おねしょしない
昨日職場の先輩と一緒に帰っていた。
最近、先輩の家に友達とその子ども(3歳)が泊まったらしい。
そしたら朝、その子どもがおねしょをしていた、という話を聞いた。
僕は、いつからかおねしょをしなくなってしまったんだなー
と変な懐かしさを感じた。
目覚めたときのガッカリ感。バレないように洗濯機に早く突っ込まなきゃという焦燥感。子どもの頃の、あの感じはもう味わえないのかもしれないと思うと、少し悲しかった。
歳を取ったらまた漏らし始めるんだろうけど、そのときはガッカリなんて言葉じゃなくて絶望に近いものがあるんじゃないかと思う。
おもらししなくなるのは、眠りながら自分をコントロールする技術を身につけたということだから、すばらしいことだ。眠りながらコントロールできることが他に何かあるだろうか。
それどころか、起きていてコントロールできることなんてわずかしかない。
何かに決められて生きている。でも決めるところは、ちゃんと決めなきゃいけないな。
おわり