「たい」と「がい」を選びたい。

唐突だけど、自分の欲求を正確に把握できていないなーって思った。

いくつかの欲求が混ざっていて、その中の1つを解消したことで、まだ消えていない欲求に気づいた。

「これをやりたいんじゃなかったんだ」
って。

うまい例えが思い付かないけれど、

自分で小説を書きたいという欲求があるとする。まずはすばらしい小説を買って勉強したい。けれど、小説を買って終わったとしたら、ただそれは小説を買いたいという欲求があっただけだ。
小説を買ってそれを読んで終わったら、小説を読みたいという欲求だった。

なんとなく小説を買って、読んで、おもしろいけどなんか集中できなくて、自分でペンを持って物語を描き始めたら、落ち着いた。それは小説を書きたかったということだ。

そういう、自分でも何がしたいのかよくわかっていないときがある。

僕は、
「世の中のたくさんの人がやりたいことをやればいいのになー
なんでやらんのかなー」
ってずっと思っていた。特に仕事の面で。

周りではお金を稼ぐためにその仕事を選ぶっていう人が大半で、その人たちは志望したところから内定もらえて働いて、それならそれでいいのかなーっとも思う。

そういう人たちは、やりたいことに出会っていないのかもしれない。僕もやりたいことに迷ってばかりだけど。

やりたいことが見つかるっていうのはすごい奇跡なんだろうな。

やりたくなかったことでもやってればやりがいは生まれるけどね。

きれいにすると、
「やりたい」か「やりがい」か
みたいな。

おわり