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「言い換える力」でスコアアップ!〜すぐ使える表現を覚えるスピーキングテスト対策〜


スピーキングテストで言い換えは本当に必要?

皆さん、スピーキングテストに挑戦する際に「うまく言えるだろうか」と不安を感じたことはありませんか?
特にIELTS、TOEFL、TOEIC、TSST、VERSANT、Linguaskillといったスピーキングテスト試験の最中は、プレッシャーは増すもの。
そんな中、よく無意識のうちに使ってしまう言葉「I think」や「I like」
確かに、これらのフレーズは簡単でついつい口から出ちゃいます。
しかし、スピーキングテストで本当に高得点を目指すなら、これらの基本的な表現だけに頼るのは避けた方がいいです。

「試験の中で、どうしてそんなに言い回しを気にしないといけないの?」と思うかもしれません。
確かに、日常のコミュニケーションでは「伝わればいい」という考え方も大切です。
だけど、スピーキングテストは言葉の使い方や表現の豊かさも評価の対象なんです。
ちょっとしたニュアンスの違いや表現のバリエーションが、あなたのスコアをグッと引き上げるかもしれません。
考えてみてください。
同じトピックでも、さまざまな言い回しや視点で答えることができれば、聞き手は「こ、こいつ英語できるな」と思うはず!
そして、それが試験の高得点に繋がるのです。
徹底的に言い換えを意識しながらスピーキングテスト対策をすることで、あなたのスコアアップに必ずつながります。

以下のマガジンでは、4つのレベル別の解答例をそれぞれの問題に対して作っていいます。(かなり膨大な量なのでお気をつけを。。)
まず、自分で回答を考えてみて、その後、各レベル別の解答例を見ながら、自分に足りない語彙やフレーズ・言い回しを身につけてください。

例題でわかる「言い換え」の効果

実際に問題を通じて言い換える前と言い換えた後でどう変わるのか、見てみましょう!

Q.「数学と体育のどちらが重要だと思いますか?」

言い換え前の回答

I think math is more important than physical education because it helps us develop big analytical skills and it's important for different professions. I like how math challenges the brain. But, I don't know why some people prefer physical education more. Maybe they very enjoy being active and are very passionate about sports. Physical education is good for health, but I think math has a bigger application in life.

数学は、私たちの分析能力を大きく発展させることができ、さまざまな職業にとって重要であるため、体育よりも重要だと思います。数学がどのようにして脳を刺激するのかが好きです。しかし、なぜ体育をより好む人がいるのかはわかりません。おそらく彼らは活動的であることを本当に楽しんでおり、スポーツに非常に情熱を持っているのでしょう。体育は健康に良いですが、私は数学の方が人生での応用が広いと思います。

言い換え後の回答

From my perspective, mathematics holds a substantial edge over physical education. This is due to the fact that it cultivates immense analytical abilities and is indispensable in a considerable number of careers. I'm keen on the cognitive challenges that math presents. Nevertheless, it's unclear to me why certain individuals might have a greater fondness for physical education. It's possible they truly derive contentment from being active and are exceptionally fervent about athletic activities. While physical training contributes considerably to one's well-being, I believe mathematics has a more substantial role in our daily undertakings.

私の視点からすると、数学は体育よりもかなりの優位性を持っています。それは、数学が膨大な分析能力を培うためであり、多くのキャリアにとって不可欠であるからです。私は、数学がもたらす認知的な挑戦が好きです。それにもかかわらず、なぜ一部の人々が体育をより好むのかは私には明確ではありません。彼らは、活動的であることから本当の満足を得ており、運動活動に非常に情熱を持っている可能性があります。体育は大いに人の健康に寄与しますが、私は数学が私たちの日常の活動においてもっと大きな役割を果たしていると信じています。

どうでしょうか?
いつも使う単語を言い換えるだけで、「英語がデキル」ように試験監の目に映ります。
一石一丁でできるわけでは決してありませんが、以下の言い換えるべき単語リストを参考に自分の回答が稚拙な表現になっていないかを確認してみましょう!

言い換えるべき単語リスト

動詞

Think
→ In my opinion, I believe, From my perspective
Like
→ I'm fond of, I appreciate, I'm keen on, I'm absorbed in
Don't know
→ I'm not certain, I'm unsure about, It's unclear to me
Want
→ I desire, I'm inclined to, I'd prefer, it is essencial
Say
→ Mention, Refer, Express

形容詞

Good
→ Beneficial, Advantageous, Excellent, Outstanding, Superior 
Bad
→ Poor, Unsatisfactory, Inadequate, Unfavorable, Problematic
Important
→ Crucial, Vital, Essencial
Big →
Large, Huge, Vast, Immense, Substantial
Small →
Tiny, Compact, Little, Limited

副詞

Really
→ Truly, Absolutely, Indeed, 
Very
→ Extremely, Particularly, Exceptionally
A lot of / many
→ A great deal of , Plenty of, Majority of, Several, Substantial number of
Actually / in fact
→As a matter of fact, Truly, Indeed 
Always
→ Every time, Invariably, Consistently, All the time
Sometimes
→ Occasionally, At times, Every so often

接続詞

Because
→ Due to the fact that, Owing to, As a result of
And
→ Additionally, Furthermore, Moreover
But
→ However, Nonetheless, On the other hand
So
→ Consequently, Therefore, Thus
Or
→ Alternatively, Conversely, On the contrary

フレーズ

In my mind
→ From what I gather, As I see it, To my understanding
In fact / To be honest
→ Frankly speaking, To tell you the truth, Candidly
In my view
→ As per my observation, From where I stand, In my eyes
For sure
→ Without a doubt, Certainly, Undoubtedly
Right now
→ At this moment, Presently, Currently

形容詞

Big
→ Substantial, Considerable, Immense
Small
→ Minute, Limited, Minimal
Fast
→ Rapid, Swift, Quick
Slow
→ Gradual, Leisurely, Measured
Happy
→ Content, Pleased, Joyful, Satisfied
Sad
→ Downhearted, Mournful, Despondent
Easy
→ Effortless, Straightforward, Simple
Hard
→ Challenging, Arduous, Difficult
Old
→ Ancient, Elderly, Antiquated
New
→ Contemporary, Recent, Modern
Pretty
→ Attractive, Lovely, Beautiful
Ugly
→ Unattractive, Unpleasant, Unappealing
Rich
→ Wealthy, Affluent, Prosperous
Poor
→ Impoverished, Destitute, Underprivileged

その他

Yes
→ Certainly, Definitely, Absolutely
No
→ Not at all, Hardly, By no means
Maybe
→ Perhaps, Potentially, It's possible
Everyone
→ Each individual, All involved, Every single person
No one
→ Not a single person, Nobody whatsoever, None at all

練習からパラフレーズに挑戦しよう!

結局、スピーキングテストとは何か。
そう、それは生のコミュニケーションスキルを試される場所。
名前がIELTS、TOEFL、TOEIC、VERSANT、TSSTなどと変わるかどうかは関係なく、ここで本当に評価されるのは、紛れもなく「あなたの言葉」そのもの。
言葉の選び方、使える表現の幅、そして、それをどう使って相手とのコミュニケーションを取るかがポイントとなります。
確かに、新しい表現やフレーズを使うのは勇気が必要かもしれません。
そして、「失敗したらどうしよう」という不安も、私たち全員が共感できるものです。

しかし、考えてみてください。
その一歩を踏み出すことで、あなたのコミュニケーションの世界が広がるでしょう。
スピーキングテストは何度も受けられるものが多いです。
怖いものは何もありません。
スピーキングテスト対策として練習から新しい表現や言葉を取り入れることで、自分の言葉が豊かになり、実際の相手とのコミュニケーションもさらに深まる。
言葉の選び方や言い回しの巧みさ、それは時間とともに磨かれるものであり、使うことでしか身につけることができない宝物です。
自分の言葉で、自分の世界を表現する感覚は、本当にクセになるものですよ。

この記事を元に、スピーキング対策を徹底しスコアアップへの第一歩となれば幸いです。
ぜひ、これを機に新しいフレーズや言い回しを挑戦し、スピーキングテストを全力で楽しんでみてくださいね。
新しい言葉の力で、スピーキングテストの結果も、あなた自身のコミュニケーション能力も、次のレベルへと進むことを信じています。

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