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2024.11.17 河口湖

 今日はバス旅行に行ってきました。自分で行きたいと言ったわけではなく、おかんが一緒に行きたいと誘ってきたのでたまにはいいかと乗った。今回に限らず、何かと旅行に行くのに人を連れて行きたがるのだ。それも自分で旅程を計画するのは億劫のようで、アレコレ用意と案内をしてくれるバスツアーを好む。もし自分が旅行好きで勝手に出歩く性格だったらそれに便乗してきていたと思う。そういえば、自分の数少ない遠出として年に一回行くことにしている大洗への初詣にもやたらと随伴したがる。とにかく誰かに何処かに連れて行ってほしいらしい。
 少し愚痴りたいのと、愚痴が最後になるのは嫌なので先に少し書くが、そもそもおかんは河口湖に行くと認識していなかった。チラシの雰囲気、日帰りか宿泊か、料金だけ見て決めて、自分が随伴するとわかったら内容をサッパリ忘れている。何時、何処に行けばいいかも全部人任せにしてバス旅行に参加する程度の旅程も組まず「調べて」「連れてって」「わかんない」の一点張りなのだ。それでいて旅行先では好き勝手するので介助する方も一苦労だ。本人は家族だからいいじゃないかというが、家族は免罪符じゃないというのはわかってほしい。勿論わかってもらえないが。

 自分もバスツアーに詳しいわけではないから経験の上の話でしかないのだけど、自分達がよく使う旅行会社は目玉スポットとは別に、如何にもスポンサーというか何か関係がありそうなスポットや土産物屋にも立ち寄っていき、移動時間以外の待ち時間は発生しないように色々添乗員さんが調整してくれている。宿泊を含む旅程も日帰りもその辺は似ている。今回の目玉は河口湖のもみじ回廊というところだ。紅葉シーズンということもあって今が旬だろう。海老名/本厚木から朝バスで出発し、混んでなければ17~18時には帰って来るお手軽なものだ。旅程をまとめると
 ①無農薬野菜の生産加工をしている会社さんで大根掘り/焼き芋を頂く
 ②甲州名産品の枯露柿を作っている農園を見学
 ③土産物屋で昼食/買い物
 ④もみじ回廊を散策
という順。これで13,000円/名くらい。高速料金だけで4,600円、ガソリン代、食事、お土産(お土産物屋の、というのではなくツアーに付属しているもの)も含むと8,000円はかかりそうなので、それに手間やら何やらを足した際に高いと思うかどうかだ。ちなみにここまで色々とブツブツ言っているが、せっかく行くのだから楽しもうという気持ちはあるし、実際たまに外出すると気分転換になって悪くない。

 大根掘り体験と焼き芋を振る舞ってくれたのは野草のさとという会社。なんとも見晴らしのいいところに農園があっていい景色だった。

三太郎大根という大根を抜いた画像
三太郎大根というらしい。おでんや煮物に合うのだそうだ。
農園の風景
いい景色


 昼食処の近くにあった枯露柿を作っている農園の見学は、本当に見るだけだった(というよりは、昼食を準備している間の待ち時間埋めにちょうどいい感じだった?)。それでも珍しい風景で楽しかった。あとは近くにあったお寺を見て回っているうちに準備ができて昼食になった。

枯露柿を干している軒下の様子
皮を剥いて干された柿がビッシリ
柿が紐に結ばれている状態で茣蓙の上に置かれている画像
結び目はこんな感じ
真っ直ぐなお寺の参道
近場のお寺の参道。こういう道好き。
昼食のほうとう鍋、松茸御膳
昼食のほうとう+松茸御膳 with むぎぱぺさん



 もみじ回廊はシーズン真っ只中ということもあって大変な混雑だった。紅葉もしている部分はあるがまだまだ青い部分も残っており、ピークというよりはちょっと前という感じだった。ただ山の方を見れば紅葉があって、反対を向くと大きな湖と富士山が一望できるというのは凄い場所だった。個人的には河口湖を眺めながら散歩できたのが楽しかった。

中腹辺りの高さに雲のかかった富士山
絵みたいな富士山
紅葉した木
うーん、きれい
もみじ回廊の途中の風景
左右の通路は人がたくさん
紅葉した木の葉の部分
うーん、きれいその2
河口湖の湖畔、ボートで遊ぶ人々、持っていた人形、背景に雲に隠れてしまった富士山
河口湖の湖畔 with むぎぱぺさん


 帰りは事故渋滞に2箇所も出くわしてしまい、通常なら2時間程度の道に3.5
時間くらい要して戻ってきた。それでも19時半には家に居たので早いほうだ。バス旅行はこういったことがあるので、日帰りだと遅い時間に戻る旅程は組めないのだろう。自分で買った土産もあるが、そもそも旅行についていたお土産(大根、柿、軽食など)が十分多かったので結構な量になった。添乗員さん曰く、お土産が多いのはウリのひとつらしい。

お土産の画像
おみやげたくさん


 明日からまた仕事だ、頑張ろう

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