第14回・人間ドッグならぬワンちゃんドッグ!?
皆さま、こんにちは🐶
「秋」
私は季節の中では一番好きな季節です。
食欲の秋
読書の秋
芸術の秋
スポーツの秋。
秋と結びつく言葉はたくさんありますよね!
何よりも日本の秋の魅力と言えばやはり、「紅葉🍁」
素敵ですよね。。
私は一度で良いので、京都の清水の舞台から見る紅葉を見てみたいです。
皆様は秋と言えばどんな事が浮かびますか?
素敵な秋の思い出を是非教えてください😊
さて、そんな寒暖差がすごく体調管理が難しい秋の季節に今回は
「健康診断」につきまして語ろうと思います🔍
私たち人間にとっての健康診断は、隠れている病気の発見あるいは将来の病気の原因となりうる生活習慣の見直しなどに役立てるものと考えられています。
ただ現在、せっかく健康診断を受けても、その後治療を受けなかったり、その後の生活習慣の改善につなげなかったりという事例もあるようです。
そうしたことから健康診断の予算は無駄遣いとする意見もあります。
では、「ペット」にとってはどうでしょうか。
おそらく目的は私たちと同じだと思います。
ただしペットの場合、すでに発症していても私たちのように言葉を持たないため、不調を訴えづらいこともあります。
こうした場合に健康診断を実施することで大事にいたる前に発見、治療につなげられるかもしれません。
またペットの一生は私たちより短いため、さらに寿命を縮めてしまうようなあわない生活習慣を見つけられるかもしれません。
もう一つは、
健康診断の結果についてご家族と私たち獣医療スタッフとが話し合いをもつことは、ご家族とペットさらには獣医療スタッフの三者が相互理解を深める良い機会になります。
ご家族がペットの生物としての特性を知り、獣医療スタッフがペットの生活環境を知り、ペットそれぞれへの理解をより深めていくことは大事なことです。
この相互理解は、ペットの健康の過去と現在と未来をつなげるものと思われます。
こうしたことからペットの健康診断は人間の健康診断より意味あるものなのでしょう。
私たちは昨年の秋の健康診断のメニューで
・一般身体検査
・便検査
・血液検査
・レントゲン検査
・エコー検査
といった画像検査に加え
・心臓検査
・甲状腺検査
・血液型検査
さらには耳科、眼科、歯科検診を提案、実施させていただきました。
これらの検査は現在あるいは将来の健康に対するリスクを見つけるために幅広い項目を調べるものから専門的に深く調べるものまで、ご家族の希望に応える検査から必要と思われるものまできめ細かく設定させていただいております。
どのような検査項目にしようか迷われる場合もあると思います。
ぜひこれを機に行きつけの動物病院でご相談してみてはいかがでしょうか?
動物の一生は概してヒトの一生よりもみじかいのですが、その一方で高齢化もすすんでおります。
ペットの健康寿命をよりのばすために私たちはこれからも発信していきます。
獣医師:谷田
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?