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エンジニアとして、「これはいけない」と思った事~やはり禅の教え『ビギナーズ・マインド』が大事

ここ数ヶ月で、バリバリ理系&エンジニア、メーカー勤務なのに「これはいけないなぁ」という判断をしていたことがあり、反省のためのnoteです。事例毎にいきます。

事例1:ジェット水流歯磨きのパワー不足の原因が・・・

1年以上ジェット水流歯磨きのパワー不足を感じていた。私は小学校の頃から使っているため、経験的にこのコンプレッサーで水圧をかける機器の寿命は短いことを知っており、定期的に修理や買い換えをしている。早くて2年、5年持てばいい方と思っているので、今回もまたか、って程度だった。

使っているのはシンプルな「乾電池式」。洗面所にコードを置かなくてよいし、充電式電池にしているので1ヶ月に1回の充電で持つ。フル充電にしても水圧が弱いので、すでに次のモデルまで買ってある。

が、使わないといけない期限の家電量販店の商品券があり、欲しいものがなく充電式電池を買って、電池が切れたらすぐ交換して使えるようにした。

そして、なにげなく交換したところ、あれ!昔のパワーが戻った!

「何、そ、そこだったか~!」と自分のこれまでのコンプレッサーの寿命という判断に大ショック。

充電式電池は300サイクル使える。1ヶ月に1回だから300ヶ月で。25年使える計算でまだまだ大丈夫と思い込んでいた。しかし、徐々にパワーダウンしていたということで、新しいものに変えて気付くことになるとは。

充電池が大丈夫、という思い込み、電池チェッカーで確認しているレベルメーターをしっかり見ればわかった、通常の電池を入れて比べれば分ったはず、

ということで、「そっちか~?」と思い込みにとらわれた自分の反省事例として歯磨きの度に、何事も初心者のまっさらな心で物事を見るべしという禅の教え「初心:ビギナーズマインド」をリマインドしたいと思った次第。

事例2:体重体組成計の体年齢に喜んでいたが・・・

O社の体重体組成計に体年齢というのがある。体脂肪、内臓脂肪、骨格筋率等を測定して、統計的なデータを元に体年齢を算出してくれる。私は実年齢よりも17歳若い数字が出ていて、テニスとマラソントレーニングで体脂肪率が低いことと、内蔵脂肪が少なく筋力があるため、標準よりも若く出ているものだと喜んでいた。また、noteで色々記事にしたように、心拍数付きGPSウォッチも40歳代で最高レベルだったり、体力測定方法の検討においても良い結果が出ているので、「疑いなく」30歳代の身体年齢なのだと思っていた。

しか~し、体重計が何らかのエラーが出て電池を交換した。このエラーのせいか、設定項目が消えたか、新たに日付の確認の表示が出た。それで、はじめから順番に設定したところ、私の登録データの年齢を見て驚いた。8年前設定した年齢のままではないか!

なんですと!となると、体年齢は8年近くプラスされるかも知れないってこと???

実際、正しい年齢に設定すると、8歳は足されなかったが、4歳身体年齢があがった。アルゴリズム的には実年齢よりも何歳プラスマイナスか、を計算して表示しているのであろう。基準となる実年齢が上がれば、当然その分体年齢もあがるはず。40歳台前半になってしまった。もう30歳台と言えなくなったのはちょっと寂しい。

そして、なぜ設定を放置してきたかというと、この体重計は30日まえのデータまでメモリして、呼び出して現在のデータと比較することができる。

自分の年齢と年月日時間を設定で入れた時点で、「この体重計はタイマーを持っている」と思った。これってエンジニアでなくてもそう思いますよね?

なので、自分の年齢は自動で更新されると思い込んでいたので確認すらしなかった。

入力した情報からマシンがこういうアルゴリズムで動くはずだ、なんて思ってはいけないわけですね。作る側の都合でどうとでもなるものですからね。

でも悔しいので、30歳代が一時的にでも出るように頑張ってみたいが、在宅勤務で一旦増えた体脂肪率がなかなか減らない厳しい現実であります。

教訓:勝手にマシンのアルゴリズムを設定データから決めつけず、確かめること

事例3:ワイヤレスマウスの接続が不調だと思ったが・・・

マウスはワイヤレスを使っている。ノートPCで仕事をしているので、3つあるUSBのポートは外付けディスク等に使うので、マウスに有線のポートやUSB無線機を使いたくない。よってブルートゥース(BT)接続のマウスを愛用している。

しかし、以前使っていたタイプがBTの省電力モードに入ってよく接続が切れてしまったので、今回使うものも接続が切れて、電源オンオフしたり、それでもつながらないと1度マウスを接続デバイスから削除して、また登録してつないだりしていた。

それでも切れるので、おかしいなと思っていたら、これもバッテリが原因だった。今回のマウスは、電池が足りない時に知らせる機能がないため、単純に何か不具合でつながらないのか、電池が足りなくてつながらないのか分らないのだけど、過去の経験から不具合が起こっていて、単に電池切れと思えなかった。バッテリチェッカで測れば一瞬で分ることなのに。


以上、他にもあるのだけども、ついつい理屈が分っていたり、過去の経験だったり、こう動くはずだという思い込みで、実際起こっていることを把握できていなかった例を挙げて味わってみました。

頭を柔軟に、いつもクリーンな状態にして、まっさらな気持ちであるビジナーズ・マインドであり続けることの大切さを改めて知る事となった。

「初心:ビギナーズ・マインド」で

何事にも、丁寧に、いつもマインドフル向き合うことを意識することにしようとこの事例を思い出す度にリマインドすることにした。

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伊達 英紗(DATE, Eisa)
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