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電気屋さんな週末 ~固定電話が動かない問題

固定電話は使えない、掛かってきても鳴らない

同居の親の固定電話の受話器を取ってもトーンが鳴らず、使えない。
スマホから電話を掛けるプルプル聞こえるけど着信していない。

エンジニア的には電話が怪しいと思ったが、N社からS社のひかり電話に(私が)変えたせいでは、と言われて諸々確認に奔走する週末。

土曜日:問題特定に3時間

プロバイダS社サポートとチャットしながら、
ルータがある場所と、固定電話の口との間の配線が生きてるかを確認するため、宅内ケーブルをパスして、電話とダイレクトに宅内ルータの電話口を接続したがダメ。
⇒宅内ケーブル問題なし。

電話についている電話線が生きているかを確認するため、別の電話線に交換してもダメ。
⇒電話線問題なし。

チャットを続け、動作ランプと、電話を掛けたときのLEDの点滅などから、宅内ルータまでひかり信号と電話が来ていることを確認。
念のためリセット、電源抜き差し再起動をしても変わらず。
⇒宅内ルータ問題なし。

もとのN社系プロバイダに戻して欲しいのだけどというので、
「どんなものでも、機械は壊れるもので、たまたま変えて2年で起こっただけです。これまで一度も壊れていないことだけでも十分です。」といかにもエンジニアな答えをしてしまった。

家族が既に電話メーカーP社に聞いて、電話は問題ないと言う。

一体全体どうやって電話器に問題がない、と電話で話しただけで判断できる???と思いつつ、電話器が白だと仮定すると、宅内ルータの電話口の故障しかない。
サポートの結論も同じだった。

そこからはプロバイダS社ではなく、キャリアNの範疇になるとのこと。
結局回線はNの間借りであり、S社に変える前、N社系のサービスプロバイダの電話を使っていたが、宅内ルータは同じだった。つまり、S社に変えようが、N社系のままだろうが、今回の故障とは関係がなかったことになる。

N社と相談で新しいルータに交換し、その日のうちに送られてくる。素晴らしい!

接続変更。結果は変わらず。つまり、宅内ルータは白だ。

やはり電話が怪しい。土曜はここまで。

日曜日:新しい電話の選択/データバックアップ/問題確認/購入


家族会議で、今と同じ子機3個のモデルは3万円以上する。修理は8000円ぐらいだろうから、電話が壊れていたら買うか、買わないかどうしますと聞く。
結果、10年近く経つから新しいのを買うことに決定。子機は2個のモデルにする。(そもそも、親機の受話器がワイヤレスなのに、そういう使い方をしていない。。。)

確認方法は、家電店に電話を持ち込み、お店の電話の固定回線にうちの電話を接続してもらう。

トーンは鳴らず。ビンゴだ。電話が壊れていた。

と言うことで、新しい電話を購入。電話帳100件近くあったけどSDカードでコピーして移行。
お店で見た時はギラギラとしたゴールドに見えたが、家の照明下では落ち着いた色で安心した。

半日潰れて、ちょっとやるせない気持ち。
しかし、エンジニアっぽく問題の切り分け方と、確認の手順、怪しい箇所の想定で自分が正しかったということで、よかったと思うしかない電気屋さんの週末だった。

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伊達 英紗(DATE, Eisa)
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