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Toast: 個人経営レストランのDXを進める業界特化のワンストップソリューション
Toastは、レストラン業界に特化したハードウェアとソフトウェアの統合ソリューションを開発している。2011年に設立され、当初はPOS(販売時点情報管理)、決済、キッチンディスプレイの各機器とソフトウェアを提供していたが、現在は注文・デリバリー・マーケティング・労務管理等を含むより包括的な連携機能を提供。2015年に顧客数は1,000を超え、現在では個人経営や地方のレストランを含め、40,000件以上の顧客ベースを誇っている。さらに2021年9月、200億ドル以上の評価額で新規株式公開を成功させ、ますます注目が集まるToastの魅力に迫る。
1. 財・サービスの優位性
レストラン業界に特化し、顧客に寄り添った包括的ソリューションで他社と差別化を図る
Square社を初めとする多数のデジタル決済企業が、消費者向けの様々な業界で採用される一般的ソリューションに注力していた一方で、Toastはレストラン業界にターゲットを絞った
レストラン業界は特に、他業界と比較してもローカルで個人経営の零細企業が大多数を占める業界だ。フランチャイズや全米規模のフードサービス店では運営や展開のプロセスがシステム化されてきた一方で、依然として独立系レストランや小規模な地域チェーンでは時代遅れのシステムやマニュアルで運営されていることが多い
そこでToastは、その埋もれた巨大なポテンシャルマーケットに鋭く目を付けた。 ITリテラシーの低い地方の小さなレストランでも導入できるよう、デバイスはセットアップの必要はほとんどなく、箱から出してすぐ使えることが出来る。さらに、システムの初期設定やメニュー作成等もToastの担当者が手厚くサポートし、場合によっては現地でインストールやトレーニングをサポート
そして、誰でも直感的に操作できるシンプルなUX/UIも重要視している。細かい業務まで配慮の行き届いたToastのサービス設計は素晴らしく、特に下記機能について顧客の支持が高い
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