本格水冷#0 GPU水枕

現時点では本格水冷にするのはGPUの冷却が一番の目標なのですが、使用しているGPUがMSI GeForce RTX 3090 SUPRIM X 24Gで本格水冷仕様にするには水枕という、グラボの冷却をするための水を通す部品が別で必要。



最初に思いついたのが、デザインなどで憧れているEK WBというスロベニアのメーカーの水枕。
EK-Quantum Vector Trio RTX 3080/3090 D-RGB - Nickel + Plexi
($184.99 = 20,247円 2021/05/04現在)

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いろんな方のレビューを見ると、表面の処理もかなり高級感があり、すっきりとしたデザインでめちゃくちゃ好み。
ただ、こちらは既に発売してしばらく経っており、国内で取り扱っている店舗が少なく、取り扱っていたとしても並行輸入品で売り手市場ということもあり、国内の入手経路ではいいお値段(約38,000〜49,000円)。高級感があるというか普通に高級なのじゃ。

またグラボ上面を守るバックパネルが別売りとなっていて、そちらも購入すると+約5,000〜6,000円。バックパネルはなくても使えはするらしいが、あれだけ熱くなるメモリを放熱しないで放置は流石に無理・・・。
送料を除いて、約26,000〜27,000円

次に候補になっていたのが、台湾の老舗本格水冷パーツメーカーのBitspowerの水枕。
Bitspower Classic VGA Water Block for MSI GeForce RTX 3090 Gaming Trio series
(TWD 6,300 = 24,677円 2021/05/04現在)

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こちらは水路がゴムパッキンで囲われており水路の形状がよく見えて、いかにもな本格水冷という感じがして、これもこれでいい感じ。
こちらは金属パーツの面積が広くて、よく熱を吸ってくれそうだけど、水路の接地面積が見るからにEKWBと比べて狭いのでちょっと熱交換率はどうなんだろう。


上記2メーカーで迷っていた主な理由は、Active Back Panelエルミタージュ秋葉原の記事)という、バックパネル側にも水路を作ってサンドイッチにするキットが発売しているから。

つまり、3090のバックパネル側に配置されたメモリの冷却に悩んでいた自分の、最大の目標が達成できそうなこと。むしろ、このActive Back Panelを見たからこそ本格水冷をやりたくなったわけですね。

ちなみに、現時点では「自分の使っているグラボに合うActive Back Panelは発売していないが、このメーカーのものを購入しておけば、ゆくゆくSUPRIM Xで使えるActive Back Panelが発売したら載せ替えが可能なはず!」という淡い期待のレベル(噂の3080tiも互換性ありそうだし、それに併せて間違いなく出ると思うんですよね)の話。


なんて思いながら、「本格水冷やっぱりやりたいけど、Active Back Panelが発売しなかったら本格水冷をするよりケース買い替えてケースファンを良くしたほうが間違いないよな」なんて悶々とした日々を1週間ほど過ごしていたところに衝撃の出会いがありました。

本格水冷の先輩方の残したブログや動画で勉強しながら、色々調べていて、中国大手通販サイトのALIEXPRESSでBykski(非常に安価で本格水冷のパーツを販売している中国のメーカー)の、フィッティングの種類とか値段を調べていたら、こんなものを発見。


Bykski N-MS3090TRIO-TC gpuウォーターブロックと水路バックプレーンmsi rtx 3080 3090ゲーム × トリオ/superim
※商品名はサイトの自動翻訳。リンク先はAliexpressのストアの商品説明
(18,697円 2021/05/04現在)

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SUPRIM X対応のActive Back Panelタイプの水枕がもうすでに発売しているだと!?あまりにも衝撃的な出会いですぐに購入を決心。Bykskiの品質については賛否両論ありましたが、「まぁ、ダメならその時は諦めて上記2メーカーの水枕を買おう」と割り切り。
メーカーホームページにも掲載がない(出たばかり?)ということもあって、レビューなんて見つからず。どんなのが届くか楽しみです。


というわけで、一緒にフィッティングやら何やらをごそっと購入。ALIEXPRESSなので到着まで2週間~1ヶ月は覚悟していますが、到着したら開封してレビューしたいと思います。

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