本格水冷PCを構成変更した話
Twitterの方では何度も画像をあげているのですが、新構成に変更しました。
CPU:Intel Core i9 12900K
MB:MSI MPG Z690 CARBON EK X
RAM:なんかいい感じのDDR5メモリ32GB
GPU:MSI GeForce RTX 3090 SUPRIM X 24G
電源:COOLER MASTER V1200 Platinum
SSD:1TB NVMe Gen3*2枚+1TB NVMe Gen4*1枚
HDD:なし
以前投稿した時にこういう構成にするという話をしていましたが、ほぼその通りに変更しました。
12900K購入時は12900KSが既に発表リークされており、KSの発売を待つか迷ったのですが、12900KSが正式発表された今では、“あの値段ならスルーして正解だったかな“って思ってます。
水枕とポンプ
今回の構成から、ファン、ラジエーターはCorsairのままで、ポンプ、水枕はEKWBに変わり、水枕とポンプのBykskiは卒業しました。
EKWBの水枕は非常に質感がよくて高級感が圧倒的に高くて、所有欲を満たしてくれる。
でも、今もフィッティングは樽型のフィッティング継手の方が抜け耐性や水漏れ耐性が高いので、値段も手頃なBykskiのものを使っています。
フィッティングも一通り黒からシルバーへ買い替えたので、なかなかお財布が痛いところ…
ファン
ファンはサーマルライトの
TL-C12015W-S(薄くて白くてRGBなやつはリンク先から型番を選択すれば出てきます)
と、静圧(空気を押し出す力の強い)系のファンToughfanの白が発売する予定なので、サンドイッチにするつもりでしたが、トップのラジエーターはマザボのヒートシンクと干渉してしまい、底面のラジエーターはポンプと干渉してしまうため、いずれもスペースに入りきらないということで断念。
元々使っていたRGBファンのLL120の黒い方はLEDの点灯が寿命を迎えたのか暗くなって、青色の発色が弱くなってしまったのと、回転数を上げて静圧を高めたかったので、白い方のLL120に買い替えました。
LL120は型番は同じなんですが、黒は1,500RPMまでしか回転数を上げられないのに、後から発売した白は回転数の上限が2,200RPMまで上げられるように仕様変更されているんですよね。もちろんそんなに回すと爆音にはなってしまうんですが。
流量計
流量計はデジタル流量計をやめました、デジタル流量計は数字として出しておくことはできるんですが、正確さが不明だったのと、流量のリットル数を見てもそこまで水を回す量を管理する必要があるか疑問だったので、水枕とリザーバーに水車が入っていることもあり、フィッティングタイプの温度計を購入し、それをCorsair Commanderに接続して温度管理をさせるようにしました。
これも詳しくは記事にしようと思っています。
ハードチューブ
アクリルパイプの加工は思ったより楽でした。
事前にアクリルパイプ用のパイプカット治具を3Dプリンタで作成していたので、長さを調整してそれに入れてカットするだけ。
完全な垂直にはなっていないですが、1度以内に収められているので、あとはダイヤモンドヤスリで削って、表面を整えるだけで簡単に調整できました。
治具に関しても使っているうちに改善点がいくつか見つかったので、次回までに改善点を反映させたものを作成しておこうかと思います。
また、使用したノコギリは
このノコギリを選んだ理由はゼットソーを日曜大工で愛用していて、信頼していたことと、軽く商品検索した中でアクリルが切れる刃の中で一番目が細かそうだったからというだけですが、非常に握りやすくて断面も綺麗だったので正解でした。
今回もチューブはCoolingLabさんで購入。
表面がブラスト加工になっていると、チューブ内の汚れが目立たないので、長期間使用しても見た目が保たれるかな?程度で選んだのですが、表面のブラスト加工が光を反射するので、ライティングがめちゃくちゃ映えるんですよ。
思わぬメリットがあって非常に気に入りました。また、PETGと比べて硬度が高いので、加工は少し面倒なのと、加工時にカスが大量に出るデメリットもありますが、扱っているときに傷がつきづらいことと、透明感があるのはかなりのメリットなので、PETGを卒業したい、挑戦したい人にはぜひ挑戦することをおすすめしたいです。
他にも色々書きたいことはありますが、次の記事でCorsair Commanderで水冷の管理をさせる構成にした、という話を書こうと思っていますので、もしよかったらそちらの記事も投稿されたらぜひ読んでいいただけると幸いです。