タイに住んで、国際結婚で辛いこと
僕の奥さんはタイ人で日本語が喋れます。付き合ってる時は結婚後の苦労については考えたこともなかったし想像もつきませんでした。
何が辛いかというと、奥さんの実家にはほぼ毎週のように帰るのですが、僕はタイ語のレベルも高くないし、タイ人同士の会話に入っていくことが難しく、孤立と言ったら大袈裟ですが、所在のなさを感じることが多いです。
お義母さんだけならまだいいのですが、そこはタイの田舎、親戚の人やら近所の人やらがよく家を訪ねてきたりして5人以上集まるような状況になると、話し相手がいなく辛いですね。そういう時どうしているかというと、タイ語のリスニング練習のために集中して会話を聞いています。標準語と違い地方独特の訛りがあり聞き取りづらいですが、それでも会話の30%くらいはわかります。
あと辛いことの要因は、多くのシチュエーションで男が自分一人ということ。妻の両親は離婚していて、訪ねてくる親戚はなぜかほとんどが女性、妻のいとこも女性ばっかり。1歳の息子が早く大きくなって話し相手になってくれるといいのですが、日本語能力をどこまで伸ばせるか不安もあります。
というか日本人同士の結婚で日本で住んでたら、毎週奥さんや旦那さんの実家に帰ることなんてまずないですよね!?もうそこからして違いますからね、タイは。もちろんタイ人でも相手の実家と距離を置きたがる人もいるでしょうが、うちの奥さんはそれを許してくれません(泣)
昔日本に住んでた頃、会社の先輩と週末よく遊んでいたのですが、「奥さんとお子さんどうしてるんですか?」と聞くと、実家に帰ってるという返事がいつも返ってきました。それを聞いた僕は、ひょっとして夫婦仲悪いのかな?とか邪推していたのですが、自分が同じ立場になるとわかりますね。そりゃ奥さんは実家に帰りたくなるし(母親と話したい、子供を会わせたい)、旦那は妻の実家に帰るくらいなら一人で家にいることを選びますよね。例え妻の両親が人間的にいい人で関係がうまくいっていたとしても、どこか居心地が悪かったり、たまに一人になりたいと思うものです。
ということで、こうしてコーヒー飲みながらNoteを書いたり、タイ語の動画を見たり、子供の写真や動画を整理・編集したりという一人の時間が癒しとなっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?