20180516

やっぱり歌舞伎は、目の保養である。
コクーン歌舞伎 切られの与三@シアターコクーン

トップス beauty&youth
スカート keitamaruyama
バッグ tilamarch

このスカート 、好きすぎるのかも。(笑)

久しぶりの歌舞伎観劇。
3月は舞踊だったので、ガッツリとしたお芝居は半年くらい空いてしまった!

コクーン歌舞伎は、四谷怪談ぶり2度目。

七之助丈の立役は滅多に見られないと思い、チケットを確保したわけですが、結論から行くと行って良かったに尽きる!

今回の醍醐味は、歌舞伎なのにジャズ。
これは、好き嫌い分かれると思うけど、わたしは好きでした。
楽器に釘付けになりそうだった。いや、なった。
洋風な音楽が鳴ることで、一層ドラマチックになるのがいい。
与三郎とお富が恋に落ちる瞬間とか。
音楽も相まって、こちらも胸が苦しくなりました。

あと、笹野さんを見ると、普通の歌舞伎ではなく、コクーン歌舞伎に来たんだなと思わせられていいです。
話の核を握ってる人、笹野さんだよなぁ。
ひとり二役、生着替えに、トランペットまで演奏されてて非常にタフでした!
笹野さんがでる部分は、シリアスなんだけど微笑ましくて好きです。

七之助丈は、やっぱり立役でも品があってカッコいい。
がっつり立役って意外と初めて見たかもしれませんが、女方とは違う良さがあってうっとりしました。(単に、七之助丈が好きなんだよね)
本当に、凛としたいいオトコ!

梅枝丈の女方も好きなので、七之助丈との絡みとても嬉しかった!
お富はもっと色気があってもいいのかもしれませんが、可愛くて男が放っておけない感じも、何を考えてるか分からない魔性な感じも、時より見せる母のような眼差しも、コロコロと表情が変わってわたしは好きでした。

扇雀丈や、亀蔵丈も、なくてはならない存在。
いつも思うけど、亀蔵丈のズルい憎めない嫌な感じ、好き!(笑)

最後の最後に、散々な目にあった人生の与三郎が、どんな人生でも自分の人生は自分の人生であると受け止めるシーンはグッときてしまって。
確かに、何があっても自分の人生って自分の生きた証だから大切なものなのかもしれないなと思い泣いてしまいました。

生きているんだから、わたしも走り続けなければ!
あー、深い。歌舞伎最高!と、思い切り拍手を贈らせていただきました。

歌舞伎だけじゃなく、観劇前にお昼に食べたカレー屋さんで隣に壱太郎丈が座るという嬉しいハプニングもあり、なんだか幸せな1日になりました。(カタカタとスプーンを震わせながら食べたのはここだけの話)

今年の夏も、歌舞伎座に通いたいねぇ。

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