見出し画像

個人写真展(個展)をやってみた。


ミュージシャンが目指す武道館って、写真家でいうなんなんだろうな。
なんてことを長い間思いながらふらふらと生きていたら、個展をやるチャンスを作れた。

2日間限定の写真展だったが、今までの写真人生の全てをかけてみた。



オートフォーカスでただひたすら写真を撮ってた大学1年。
所属してた団体でモデルを撮らなきゃいけなくて、意味わからんくらいポトレを練習した大学2年。
結婚式とかイベントを仕事で撮るようになった大学3年。
仲間ができて、景色が変わった大学4年。
自分の色味や作風に悩んだ社会人1年目。


そして、「#物語を写真に」にたどり着いた今。


なんかだいぶ遠回りした気がする。
その分見た景色は多いけど、飽き性の僕がよくここまで続いたと思う。



今回の写真展は、50人くらいの人が来てくれた。
写真を始めて出会った人から、親から、恋人から、3年会ってなかった親友まで。


不思議な感覚だ。
自分の作品のために足を運んでくれる人がいる。
しかも無料じゃない。


ご飯行こうぜ!って誘って来てくれるのとはわけが違う。


自分が生み出したものに、価値を感じた瞬間だった。
今までやってきたことは間違っていないと、そう思えた瞬間だった。


なんだかだいぶくさいことを言っているけど、これは写真展をやってみた人なら多少は共感してくれるんじゃないかなって思う。

画像1

リズムに合わせて振られるペンライトも、
曲の終わりに上がる歓声も、
名前が書かれたタオルを振り回す人も、
何1つとして無かったけれども。

新宿にあるなんてことない小さな部屋が、紛れもなく最高の場所だった。


みんなもぜひやって欲しい。
「私の写真なんて」と臆さず、やってみてほしい。

何かを世の中に出した時点で評価されてしまうけど、それも含めて楽しんで行こう。


また半年後くらいに、さらに進化したあらたで写真展やりたいな。
そんなことを思う年末でした。


あらたより。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?