炎症が広がる、熱病は加速する
創作は難しい、と常々思っていますが、心が、内臓の奥が、焼け付くような、なんとも言えない感覚に襲われます。なんというか、もどかしい。
すべてをなげだしたくなるのです。でも、芸術に触れるのは楽しいし、なにかを創る、生み出すって楽しいことだ。絵を書くのも小説を書くのも、歌をうたうのも演技をするのも、楽しいことだけれど、同時に恐ろしいほどに精神を削られるものだなぁと、思います。
経験論でもあるんだけど、多分実力が伴ってないから。それはきっと、私という人間が、求めているものから遠いからなんだと思うわけですよ。ハードルが高い、でも今の実力では届かない、周りには自分よりも出来るやつらがたくさんいる、だから焦燥感にかられるのだろうなぁ。
若いうちから完成度が高いと、結局開花しない人っている。
ずっとずっと燻ってる人でも長い月日をかけて開花する人もいればしない人もいるけれど。
いろんな人がいる。
最近の子の創作の作風は、なんだかんだで似たり寄ったり、流行りに乗っているだけで個性派が居ない。という点も見受けられたり…。
私は、どういう立ち位置にいるのでしょうか。
個性ってみんなもってるよ、でもそれを突出させて武器にできるか、ってあるとおもうのです。難しいね。
私はわたしの武器を手に入れたい、わたしだけの、モノ、を手に入れたい、のです。