MTG:ファウンデーションズ 全カード個人的寸評・無色とアーティファクト・土地

残りの色のついてないパーマネント類。
色を問わない事と使える期間が長い事、その両面で
万一禁止になるほどバランスが崩れたカードがない事を祈る。

七つの死の種父

キーワードてんこ盛り。《アーボーグの掃除屋》との併用が
誰もが考える点になる他、全色でのランプから出す候補。
ある種基準になる1枚だが・・・《ファイレクシアの肉体喰らい》でも
大差ないように感じる。

つややかな雄鹿

全ての色で使えるランプ要員。除去を食らうと目論見が崩れるが。
特にシールドでの色散らしに向くか。ドラフトに比べ除去少ない
シールドでは今回致命的な大型生物が多すぎる。

冒険者の装具

上陸アグロ戦略用の装備品。強化幅は大きいが今回は土地を戻して再利用が
出来ないのでまともに誘発が望めるのは初手で装備してからいいとこ5回。
後引きしてしまった場合、ランプしない限り完全に無駄カードになる。

力線の斧

まさかの力線扱い。装備効果自体は《エンバレスの宝剣》。
下環境でむしろ変なことが出来そう。《オズワルド・フィドルベンダー》や
CIPで装備したり《純鋼の聖騎士》辺りで装備コストごまかそう。
普通に使うよりコストを参照するような効果に使うパターンになりそうだ。

居合刀

飛行や威迫持ちが持つとそうそう止まらなくなる装備品。
自ターン中以外は全く装備効果が無いので戦闘後の付け直しは
ほぼ意味がない事に留意。
攻撃に出し続けられる限りはかなり優秀な装備品。

巨大戦車

マストアタックは存外に足を引っ張る。今回は機体も無いので
ごまかす方法はほぼ無い。奇妙な絵面になるが上の刀を持たせると
安全にリカバー可能。昔よりコモンのサイズが上がってるので
どの色でも相打ちを取るだけなら難しくないため優先度は低い。

構内ガイド

土地事故回避の無色熊。当然タッチ色運用にも向く。
必ず持ってこなければならないわけではないので
確定でドローが土地に固定されるわけではない。
特にシールドでの潤滑油運用を期待される1枚。

煌めく障壁

そこそこ硬い壁。終盤勝負のデッキ専用、該当は今回青系か。
増えたマナでボムを早出し出来るようなデッキでなければ
さすがに出番が微妙。相手の横展開を咎める手が取れれば
有効に使える期間がだいぶ伸びる。

真面目な身代わり

ランプ生物。最低限の防備と増えた手札で圧殺を狙ういつもの形。
問題は現環境ではこのサイズでは相打ちすらままならない点か。
死亡しない可能性も増えてるしちょっと足りないかなー?

紋章旗

単色御用達のマナ源兼強化置き物。
統一の手軽さの差か、タフネスは上がらないが
特にトークンを出しまくれる色に寄せられるなら
リミテッドでも普通に打点の底上げとして有用。

親族旗

《旗印》のリメイク感。出た段階で強化幅が固定されるが
場に3体も居れば常時《踏み荒らし》状態と化け物級。
先にある程度並べてある必要があるとはいえリターンは特大。
構築でも横に並ぶ部族デッキの切り札になれるだろう。
1個でも乗ったら増殖で増やしていく手もある。

貪欲な護符

《タリアンの日誌》に近いサクりドロー機関だが、裏の手として
今までに喰った数だけ最後にビームを飛ばせる。
トークンか骸骨を食わせてひたすら引くのが基本運用。
置き物ゆえに除去されにくいのでパクリファイスを狙ってもいい。

這い回る落書き屋

だいたい《精神破壊者、ネクサル》、引くタイミングが違うだけ。
出しやすさが段違いなのだが、さすがにスタンダードでは利敵のわりに
7ドロー呪文も重いものしかなく、コンボ成立まで持たない。
パイオニアで模索することになるだろうか。

速足のブーツ

用途は主に2つ。後続に履かせて速攻で常に殴れる数を増やすか
ロードやギミックの軸に装備させて除去から守るか。
それらの目的で使いたい生物が居なければ抜いていい。
特に赤白や赤緑ではこれを展開するぐらいなら生物の方が
良いことも結構ある。

金脈のつるはし

攻撃を通せれば実質装備コストは戻ってくる。
特に飛行に持たせれば+1の影響が大きく、有効に使えるだろう。
装備コスト1なので攻防の使い回しにも便利。痒い所に手が届く。

釣り竿

システム生物や、ほぼブロックにしか使わない生物が
毎ターン1マナで増援を呼べる。釣り竿もタップ条件に含まれるため
付け替えて一気にカウントを増やす手は取れないのに注意。
3マナで準備して1マナ継続でトークンを作り続ける計算で
《共同目的の御神体》を維持していく感覚に近い。

隕石ゴーレム

ランプ専用の万能破壊兵器。出た後はさらにコピーしてみるのも一興。
出せれば文句なく強いのでマナ加速をがんばろう。
回収、再利用が決まれば恐らく勝ったも同然。

ならず者の道

膠着時の打開策。強襲効果や緑のデカブツなど、通したい
生物は今回もいっぱいいる。
《揺らし歩きのケラトプス》が居た場合は見えている絶望と化す。

タップインゲインランド

帰ってきた回復付きタップイン2色土地。白と黒だけ回復ギミックが
あるためにリミテッドでの優先度は高い。

進化する未開地

いつもの。今回上陸効果があるので青と緑でやや優先度が高い。
当然3色運用の基本にもなるのでそれを狙うなら早めに取ろう。

閑静な中庭

帰ってきた部族専用土地。能力にも使える点は《魂の洞窟》を上回る。
当然魂の洞窟と併せて8枚体制で部族デッキにフル投入を考えよう。
”アバター”宣言して大主とムルドローサ運用してみるのも面白そうだが。

魂石の聖域

《変わり谷》と《隠れ石》を足して割ったような感じの土地。
全タイプ持ちなので真っ先に考えるのがデーモンのかさ増し。
ミシュランと違い全除去に巻き込まれるのをどう考えるかの1枚。


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