MTG:ファウンデーションズ ビギナーボックス&スターターコレクションの追加カード個人的寸評・青

青の追加カード群。アンコモン以下には何となく、
リミテで強すぎor弱すぎでこっちに収録されたカードが
有るんだろうなと思う。

バロッグの混乱起こし

下げる幅が少なすぎて一方勝ちをほぼ狙えないのでリミテでも厳しい。
ましてやストリクスヘイブン時より周りの生物サイズ上がって使うとでも?

乱動への突入

普通に本編に入ってくると思った万能バウンス。
相変わらずの独自性なので構築でもバウンスの選択肢には挙がる。

取り消し

あまりに弱すぎてリミテッドで足を引っ張ると判断されたか?
刷られた当時の選択肢のなかった時代はともかく、
上位互換てんこ盛りでこれを構築で見ることは無いだろう。
今となっては時代の敗北者じゃけぇ。

帆凧の海賊

初めから飛んでる同スペックの海賊が居るのでよっぽど青単で
海賊染めを考えない限りは出番がない。
カードボックスの中でじっとしているだろう。

排斥する魔道士

《大クラゲ》亜種。《肝冷やしの手》というライバルは居るが、
カードタイプの違いでデッキに合う方を使い分けよう。
いっそ環境にあるバウンス生物全部入りの青単とか組めないか?

星明かりの罠

環境に今ある寝かせ除去はほぼ全部2マナだ、後は判るな?

海賊船長

長らくいなかったシンプルな海賊ロード。サイズは貧弱だが
宝物も持参するので即除去されても丸損にはならない。
用途は当然海賊染め。ファウンデーション以前の海賊は20種。
持ってきた宝物で他色の海賊にも触りやすいのは長所と言えるか。

神秘の考古学者

長期戦で使いたい能力を2マナ生物が持ってるのがミスマッチ。
今回、引ける置き物も相当数戻ってきたのでそれを押しのけて
採用する理由が欲しい。《訓練場》で軽減するとか。

選択

強すぎず、弱すぎない1マナインスタントドロー呪文が再録。
《手練》と見る枚数やインスタントゆえの小回り等の差異があり
デッキに合う方を使いたい。フレイバーテキストは当時のテフェリー。
そして、今のストーリーを考えると選択は間違わなかったのだな。

風雲艦隊のスパイ

強襲CIP1ドロー。海賊で枚数アドを失わず展開したければギリ選択肢。

全能なる者アルカニス

普通に運用してももちろんいいが、今は《アガサの魂の大釜》経由で
ドロー祭りを行うコンボが出来る。
青は切削生物も多いのでリアニと二本立てという手も。

押収

何でも分捕ってこれるある意味青最強の万能除去が再録。
土地でも問題ないのでランプから叩きつけても面白い。
《ドッペルギャング》でパクったパーマネントもろとも増やして
更にパクって行くのも一興。

クルフィックスの指図

両者のドロー加速。手札が溢れることを咎めるカードは
現環境にないので、《這いまわる落書き屋》とのコンボを狙う形か。

潜水

既に《下支え》があるので、タフネスによほどの不安がない限りは
こちらを採用する理由は薄いはず。
タフネスで殴るカードが新たに増えたら出番があるかもしれないが。

啓示の終焉

X=10を狙わなければ《銀の精査》で十分なので
その為だけに存在する。青系のランプで使えるか?

瞬間凍結

赤か緑限定の色対策カンスペが再録。《方程式の改変》という
他の色の呪文も2マナまでなら消せる類似品が既にあるので
確実性か取り回しの良さか、メタを考えて使い分けになるだろう。

濃霧の層

頼れる青い壁が帰ってきた。トランプル以外ならほぼ受け止める。
最近の赤はややバットリに寄ってるデッキが多いので
火力が飛んでこなければ速攻相手に凌げるはずだ。

門道の密行者

門デッキのカササギ要員。それ以上でもそれ以下でもない。

潮流の先駆け

速攻相手にガン刺さるバウンスマーフォーク。
当然採用はマーフォークデッキ。速攻相手に押し負けやすかったが
これがあれば展開を切り返して行けるだろう。

神秘の指導

青い呪文サーチ。フラッシュバックも持つが、黒マナが出るなら
万能サーチが現スタンにはあるので2度使える点とインスタントで
あることを十分に生かしたい。

複製の儀式

素でも《クローン》相当なのでまずまずだが、これを使うなら
豪快にキッカーに届かせて打ちたい。ランプから大主を
大量増殖させてみるのも一興。

川の叱責

青い一方リセット。お互い並べるようなデッキでは間違いなく
2ターン分以上のアドが得られる。
ランプでなくても届くマナ帯なので速攻以外の青いデッキに
1枚以上用意して使っていく手はあり。PWも対処可能なので
サイドボードにも向く。

難破船の探知者

《崇高な天啓》コントロールで使われた1枚だが過去の相方は居ない。
今は《二重視》で呪文をコピーしてトークンを出すのが精いっぱい。
それでもコンボが決まれば何かできそうな時点で価値はある。

終止符のスフィンクス

コントロール合戦におけるサイドボードからの最終兵器だったが、
現環境で《魂の洞窟》があるためにこれである必要性は微塵もない。
リアニで釣るにも防御・妨害型能力はあまり旨味がないわけで。

大嵐のジン

《傲慢なジン》と併せて、青単スペル型ダブルジンデッキを
組むのも一興な青単専用機。
既存の青単デッキは墓地対策で機能不全に陥るので
サイドからジン同士を入れ替えて転換してみる手もあるか。

送還

1マナ生物バウンスの基本形。追加効果持ちも結構あるが、
これは自分の生物も戻せるという一点において現環境の独自性を持つ。
コンボデッキなどでのパーツ保護も兼ねるならこれを選ぼう。

大食の巨大鮫

環境的に面白そうな1枚。大主やデーモン辺りの大型を消しつつ
場に出てこれればかなりの優位に立てる。
瞬速デッキでこのマナ帯はそんなにいない点も含めて
これを採用してみるのも面白い。


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