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双子座満月に感じたこと。-亡き妹の笑顔とともに-

幼い頃、妹を喪った。

その苦しみ、悲しみ、傷、痛み。

それに付随する全ての苦しみと悲しみ。

そして怒り。

その全てから解き放たれたい。


ある事に対する、

「絶対に許さない」

という執念のような想い。怒り。

その想いの場所から解き放たれたい。


そんなことを思った。

誰だって、怒りの中で生きていたくないよ。



双子座満月の夜、天使のような妹の笑顔が頭に浮かんだ。

まるで、

「お姉ちゃん、いろんなこと、もう許していいよ。
怒んないで、楽になって。もう大丈夫だよ。
自分の人生、歩いていいんだよ。」

って、微笑みかけてくれてるように感じた。


妹がそんなふうに微笑んでくれたような気がしたから…だから、お姉ちゃん、一歩前に進むね。


苦しい人生だったからこそ、人生を深く生きられるようになった。

本当につらい人生だったけど、深く生きられるようになったことは、何ものにも代えがたい経験だったと思っている。


双子座満月の昨夜は、亡き妹の笑顔が、ずっと頭に浮かんでいた。私を想い、安心させてくれるかのような微笑み。

「いろんなこと、もう許していいんだよ。
もう大丈夫だよ。だからもう、苦しまないで。泣かないで。」

そう伝えてくれるかのように。


だから私は、重い鎖を外すことを決めたんだ。

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エイナ┃心のピアノ弾き
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