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【2024年9月】マンチェスター→ドーハ→羽田 _ドーハで乗継1時間【カタール航空→JAL】

目次


1. はじめに

 2024年8月28日(水)~9月3日(火)で、カタール航空・JALを利用して、イギリス、マンチェスターに行ってきました。目的・理由は別の投稿でお話するとして、この航空券の帰りの時間が以下のようになっていました。

    QR24便 マンチェスター発 21:25  ドーハ着 06:15(+1)
      JL50便 ドーハ発     07:15   羽田着      23:55

…ん?
なんと、ドーハ乗継時間が1時間しかありません!!!


当日の荷物タグ。
最初のチェックインがカタール航空だったため、カタール航空。

2. どうしてこうなった

 元々、2024年8月29日(木)~9月4日(水)で、別の航空会社の航空券を保有していた私。ところが、出発2週間前に29日にはイギリスにいたい予定が生じたため、航空券を変更。その時に、元々の航空券をキャンセルし(キャンセル可能なクラスだった)、みんな大好きSkyscannerで航空券を探し、帰り、JALに乗れるじゃん!!!っていう理由だけで、新たにSurpriceで航空券を予約。ところが、Surpriceのスマホ版サイトでは、詳細なフライト情報は展開しないと確認できない状態で、JALに乗れる!!っていう1点だけで予約してしまった。後で来た、詳細なフライト情報を見て、固まるのであった。

 加えて、マンチェスター21:25発のカタール航空の便は、特に8月の中旬~下旬にかけて、慢性的に遅延が発生しており(バカンスのピーク、かつ、LCCも数多く就航する空港だからと推察)、8月16日の台風の時の羽田空港閉鎖時以外は、JAL便に乗り継げたのかは、Flightradar24アプリからは確認ができず、加えて、ネットの海に浮遊している個々人のブログを見ては、同時刻にドーハ・ハマド国際空港に到着する、マドリード便はJAL便への乗り継ぎが大成功している、とか、遅延した場合は、荷物搭載ができないという理由で乗り継げない、または、別便に振替、とか、不安しかない情報が転がっていた。他方、航空会社が発券するということは、航空会社は乗り継げると言っているという情報もあり、大丈夫だと思いたい気持ちもありつつ、日々、不安が募っていったのであった。

3.結局、どうだったのか

 結論から言うと、飛行機が若干遅延したものの、ハマド国際空港で降機したところに地上係員さんがいて、地上係員さんの引率でJL50便のゲートまで行きました。途中でのセキュリティチェックもなしでした。
 また、短時間の乗継ですと、荷物は無事に届くのかが心配になりますが、羽田で無事に預入荷物と再会できました!!
※2024年9月3日現在の情報です。これより後の日程では変更点が生じている場合がございますので、参考程度に留めて頂きますよう、ご注意願います。

 以降、当日の動きを記載しますので、興味ない人は読み飛ばしてください。

3-1.搭乗~出発

 9月2日(月)、飛行機の時間ぎりぎりまでマンチェスターを満喫した私。Webチェックインができなかったので、3時間前には空港に行き、自動チェックイン機でチェックイン(30分くらいかかった気がする)。荷物タグを荷物につけ、荷物預け入れカウンターに並んでいると、DOH/HNDの荷物タグをつけた方が。。。パスポートを見ると台湾のものだったので、お声がけはしなかったが、私以外に羽田便に乗り継ぐ人がいる!!ということで安心する。

 21:25分前にはドアクローズしたものの、一向に飛行機は出発する気配はなし。加えて、客室乗務員の方が希望する人に水を配り始める始末。

うわ…

これでスナック出てきたら終わる…

そう思った。

21:51、定刻より遅れてテイクオフ。

果たして、26分の遅れは取り戻せるのか!!???

3-2.ドーハ・ハマド国際空港到着~JL50便への乗継

 翌9月3日(火)6:16にドーハ・ハマド国際空港にランディング。
 当然のことながら、ゲートまで行く時間、ブリッジ取り付け時間、ビジネスクラスからの降機のため、実際に飛行機を降りれたのは、さらに25分後だった。

 通路側かつ、シートベルトサインオフされた瞬間に席を立ち、荷物を取り出し、エコノミークラスの降機が始まってからも、自分の通路側が詰まると、逆サイドの通路に行き、急いで降機する。

 すると、羽田行く人集まってくださいと、カタール航空の地上係員さんの呼びかけが。私より後から来たイギリス人たちは、航空券確認されていたけど、発音が「はにぃだぁ」でも「はねえだ」でもなく、「羽田!」、かつ、見た目があからさまに日本人な私は航空券確認されなかったww

 しばらくして、5人、該当者が集まったところで、ゲートへ向けて、地上係員さんの先導でJAL便が出るゲートへ。そういえば、機内のモニターでも乗継ゲート確認できなかったし、一体どこのゲートから出発なんだろう…。もはや、この地上係員さんを信じるしかない我々。

 途中で、声掛けがあっても、羽田便以外は受け付けません!という、地上係員さんの強い鉄の意思に守られ、我々5人はJL50便が待つゲートへ。

 地上係員さんがずんずんと歩いていく中、遅れまいと必死の我々。途中で5人の中で、私、台湾人の彼女、イギリス人男性が入れ替わり立ち代わり先に行き、トロリー転がしているイギリス人2人組が若干遅れ気味になりながらも、全員がついていけるように、自然と5人が気を使っていた。

 どれくらい歩いただろうか、15分くらい歩いて、JL50便のゲートへ。ゲートに入る時、日本人地上係員さんにお待たせしました~と、お声がけいただいたものの、日本人は私だけだ!!!!と、思いつつ、これで日本に帰国したようなものである。

3-3.ハマド国際空港発~羽田へ

 JL50便はブリッジではなく、ビートルズや大統領のような階段を使っての搭乗。7時の時点での炎天下は一瞬とはいえ、まぶしく、暑さを感じた。羽田空港第一ターミナルではえっへんのJAL様も、ハマド国際空港では肩身が狭そう…。
 実は、JAL便では、楽しいこともはあー!!!????なことがあったので、これもまた、別の投稿に記載します。しかし、チーフパーサーさんに「お帰りなさいませ」と、一言頂いただけですごい安心感…。

3-4.羽田着

 この日は10分早着となり、人間が無事に羽田に到着したものの、心配なのは荷物である…JALのサイトによると、ドーハでのカタール航空からJAL便への乗継時間は1時間が最低乗継時間である…。
JAL | ハマド国際空港/oneworld加盟航空会社への乗り継ぎ(空港情報)

 1分、されど、1分…

 日本のパスポート保有者は自動化ゲートが使えるため、サクッと入国したところ、荷物が出てくるまで10分かかるという。

 しばらく荷物が出てくるのを待つ。
 何せ、エコノミー、かつ、JALカードがまだ届いてない身分なのだw

トータルで20分待ったころか、無事にマンチェスターで預けた荷物と再会!!!本当に一安心した。

4. 結論

 航空券を出した以上、また、航空会社が最低乗継時間を発表しているから(ドーハ・ハマド国際航空でのカタール航空同士は45分以上、ワンワールド同士での乗継は60分以上)、発券した以上は乗客を最終目的地まで運ぶ必要がある。そのための努力をグループの力を総動員して達成するわけである。

 JL50便への乗継に関して言えば、最低乗継時間を満たす、ぎりぎりの便が、マンチェスター発のQR24便、マドリード発のQR152便だ(ほかは貨物便とチェンナイ便だから該当なしと判断)。マドリード便はこの日も余裕のある乗継時間だったようで、すでにスペイン人たちは着席していた。

 とはいえ、Flightradar24を見ていると、このマドリード便も派手に遅延している日もあるので、月並みの結論ですが、ドーハ・ハマド国際空港での乗継1時間はやはり、飛行機に乗り継げないリスクは高いということを承知の上で、航空券を取りましょう…。。。(休みを+1日取るなど)ハマド国際空港が問題なくとも、出発地の空港に問題があると遅延します。加えて、航空券を取る際には、行程、特に乗継時間も確認しましょう…。

 ドーハ着の飛行機が時間通りに到着したとしても、ドーハ・ハマド国際空港での早歩きが発生する可能性が大いにあるので、機内持ち込み荷物に車輪の着いたトロリーやスーツケースは慣れていないようであれば、控えたほうが良いでしょう…。リュックやショルダーバッグ等で身軽にしたほうがいいかもしれません…。。。

 とはいえ、JL50便って、予定では23:55着で、荷物預け入れると、取り出す時間もかかりますし、その頃には、大半の人が終電終わっているんですよね…。深夜バス+タクシーで対応するとか、羽田空港に泊まるとか、あるいはビジネスクラスに乗れば、タクシーサービスもあるようですが、そんな人ばかりではないので、こればかりは、ご自身の都合と、様々なケースを想定して、選択していくのが良いと思います。

 ちなみに、私は羽田空港のファーストキャビンに泊まりました。


緊迫のドーハ乗継時に唯一取れたJAL機(B789)。ブリッジではなく、階段で搭乗

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