「 京都五山送り火2024 」
EIMIN(エイミン)の儀師 シウンです
8月16日、京都ではお盆の最後を締めくくる行事「 京都五山送り火 」がおこなわれました
五山とは、「 大文字 」「 妙法 」「 船形 」「 左大文字 」「 鳥居形 」の五つの山々を指し、
送り火は、葵祭・祇園祭・時代祭とともに京都を代表する四大行事のひとつです
午後8時、「 点火 !! 」の合図とともに大文字山(如意ヶ嶽)から火が灯されていきます
月の光は穏やかに大の字を見守っているようです
それぞれの山が5分おきに点火されていき、炎が夜空に浮かび上がる様子はまさに壮観
送り火が灯る頃、京都市内の広場や高台、川沿いには多くの人々が集まり、静かに平穏安寧を願い、先祖・故人を浄土へと見送ります
私は「 いつもあリがとうございます 」とご先祖さんや故人のみなさまへ感謝の意を伝えました
辺りは荘厳な雰囲気に包まれ、燃え盛る炎がこちらまで伝わるようで、故人の想いに胸が熱くなりました
「 目に見えない存在のおかげで今の生活がある 」
今の自分たちがあるのは、ご先祖さんを含めた先人のみなさまが必死に生きぬいてくれたおかげです
目に見えない方々は「 いつもあなたのそばであなたを見守ってくれています 」
送り火は、そう感じる時を過ごすことができます