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ステッドラー カラトアクェレル

ステッドラーはドイツのメーカーで、文房具、製図用品、画材など様々なものを扱っています。どれもスタイリッシュなデザインで素敵です。今回は、水彩色鉛筆のカラトアクェレルについてご紹介します。

どんな水彩色鉛筆?

芯が中硬質なので折れにくく、色鉛筆としても使いやすいです。水で溶かさないで描いても発色がよく、硬質の色鉛筆よりも少し柔らかい芯です。芯を尖らせることもできるので、細かい表現をするのには最適です。描いてから溶かすと、さらに発色がよくなり、水に色が溶けやすいです。耐光性もあるので、作品をどこへでも飾っておくことができます。

種類について

12、24、36、48、60セットがあります。バラでも販売されているので、気になる色だけでも購入できます。36色セットから2段になっています。初めて購入するという方は、24色セットで十分かと思います。グリーン系、ブルー系、グレー系をよく使う方は36色以上がいいかもしれません。

色見本

奮発して48色セットを購入しました。

あまりたくさんあると、色選びに迷ってしまい、使うのを躊躇してしまいこんでいました。なので…全部缶から出して、箱にバラバラに広げて使ったりしていました。今はだいたいどんな色なのかわかったので、ペン立てに立てています。

私の使い方

アナログ塗りらしくしたいときは、色鉛筆のように描いて、水筆で溶かして使っています。全部溶かさないで一部は濡らさないでおくと質感が残せます。また、芯に水筆を直接当てても色を取ることができるので、筆跡を残したくない、水彩らしく塗りたいときにこの塗り方をしています。色を最初から濃く取りたいときにも、この手法を使っています。

他にも下書きとしても使っています。お気に入りの色の43番ピーチで下書きをして、その上からペン入れをして、下書きを消さないでそのまま水彩色鉛筆で塗ります。

少し色は残りますが、水を使って描くことで色が混色されたり伸びたりするので、温かみのある作品になります。

アナログのよさは一発勝負ですが、水彩色鉛筆だと多少失敗したとしても、色を重ねて修正したり、作品の味としていいかなと思えます。

塗り絵にも重宝してます。こちらは、井田千秋さんの塗り絵「森の少女の物語」を塗ったものです。

水筆と一緒に使うと使いやすいですよ。もちろん普通の筆を濡らしても使えます。

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