レチョー(LECSÓ)
ハンガリーのラタトゥイユと言えば分かりやすいかもしれないが、ハンガリー人にとってレチョーはレチョーでしかない。これはハンガリー人のママ友が作っているのを見せてもらって自分でまとめたレシピである。味付はパプリカパウダーと塩だけだが、素材の旨味が詰まっており、聴覚以外の五感を満足させ、かつ栄養満点である。夏の料理で、冷たいままでも美味しい。
材料
パプリカ 正味約 800 g
トマト 正味約 600 g
タマネギ 正味約 400 g
植物油 大さじ 2 ~ 3 ※オリーブオイルでも OK
パプリカパウダー 大さじ 2 ※手に入ればハンガリーのパプリカパウダー
塩 小さじ 2
1.
パプリカを一口大に切る。
2.
トマトを湯むきして一口大に切る。湯むきするのは、ハンガリーのトマトの皮は硬いような気がするからで、トマトの皮が柔らかい場合や、硬くても OK な場合は湯むきする必要はない。
3.
タマネギを一口大に切る。
4.
鍋に植物油をしき、熱してから、タマネギを炒める。
5.
タマネギを十分炒めたら、パプリカを加えて炒める。
6.
パプリカを十分炒めたら、パプリカパウダーを加える。タマネギを炒める時点でパプリカパウダーを加えるレシピも多いが、焦がすと苦くなるので、私はこの時点で投入する。
7.
塩を加える(写真は誤って一部が鍋に投入された後に撮った)。塩を加えるタイミングはお好みで。ここでパプリカパウダーを加えてもいい。
8.
トマトを加え、トマトから水分が出てきたら、弱火にして 20 ~ 30 分煮る。
9.
アレンジ方法
卵(TOJÁS)やウィンナーソーセージ(VIRSLI)と一緒に作るレシピも人気がある。