
ハンガリーの復活祭とスミレ(IBOLYA)
ハンガリーでは、復活祭の翌日の月曜日に(今年は 4 月 22 日)、男性が家々をまわって女性に詩を読む習慣がある。詩にはいくつかのバージョンがあり、またジョークもいくつかあるが、最も一般的なものにスミレが登場する。
Zöld erdőben jártam(緑の森に行った)
Kék ibolyát láttam(青いスミレを見た)
El akart hervadni(しおれ始めていた)
Szabad-e locsolni?(水をやってもいいか?)
これに対して女性が「Szabad(いいよ)」と答えると、男性が女性に香水か水をかける。そして女性はイースターエッグやパーリンカなどをお返しする。子供同士でもする習慣であるが、❝大人の意味❞ を暗示している。