英語シャドーイングの練習法3 順を追って解説します
シャードーイングという英語学習を試したことありますか?英語を聞き即座または数秒遅れで復唱する勉強法です。今日は、この勉強法が英語上達に
効果があるのかを私個人の見解ですが解説していきます。
前回の記事でシャドーイングの練習方法や教材になるYoutubeビデオを紹介しました。↓ よろしければ、ご覧ください!
6.期待できる効果
シャドーイングで期待できる効果は、ズバリ、この3つだと思います。
リスニングの向上
発音とイントネーションの習得
会話のセリフを憶えられる
シャドーイングがなぜ注目される勉強法になったのか?
それは、やはり日本人が英語学習の中でスピーキングが重要だということに気づいたからではないかと思います。
そもそも、シャドーイングとは聞こえてきた英語をコピーする技法を身に付ける練習法です。聞いたそばから英語を復唱するテクニックは難しいものだと思います。おそらく日本語でやっても簡単なものではでしょう。
シャドーイングの良い点は、集中して聞くので耳を鍛えられること、
そしてモノマネして口に出すことで、ネイティブの発音とイントネーションを学べることです。同時に会話のセリフや言い回しなども憶えられます。
これらの効果を最大限に活かすには、前回の記事にも書きましたが、まず
自分のレベルに合った教材を選ぶことが大切です。
例えば、初心者の方なら子供用のYoutubeビデオから教材を選んでもいいし、好きな歌を利用するのも楽しく続けられるでしょう。
必ずしも、まじめなドキュメンタリー番組やTEDスピーチでなくてもいいのです。
もちろん市販の教材ならきちんとしたスキームで学習できるでしょう。
「こんな速い英語ムリ」「やっぱ自分には聞き取れない」とシャドーイング学習に落胆する人も少なくないと思いますが、選んだ教材が自分に合っているか今一度チェックしてみてください。
シャドーイングは最初から簡単にできるとは限らないので、
何回も何回も聞く、わからなければ英語字幕を見る、の繰り返しが勉強の
コツだと思います。
「それではシャドーイングではないのでは?」たしかに、シャドーイングというより、リスニング&スピーキングの練習です。
でも、それでいいのです。
シャドーイングという言葉に囚われずに、リスニング&スピーキングというベーシックな勉強法だと受け止めることで、じっくりと自分のペースで進めていけるのです。
それに「シャドーイングが出来ないから困った」と凹まなくて済みます。
7.まとめ
私の記事を読んで、シャドーイングが実はリスニング&スピーキングと同じではないかと思う方も多いと思いますが、厳密に言えば、シャドーイングは同じではありません。
同時通訳さんが訓練している方法がシャドーイングで、英語上級者の方ならその本来のシャドーイングで英語力をさらに伸ばしているのではないでしょうか。
けれども、今や【シャドーイング】という学習法は、自由に自分の好きな
音声やビデオを使える気軽さもあり、また、有名人の人たちの宣伝などで
イメージの良い勉強法になっています。
スマホでもPCでも気軽に教材を探せるのは便利ですし、お金をかけずに独学できることも魅力です。
シャドーイングであろうと、リスニング&スピーキングであろうと、自分に合った勉強法であれば、その呼び方や定義は勉強には無意味なものです。
世の中にはたくさんの情報があり、その時その時の流行もあると思いますが、【自分に合ったやり方】を貫き通していけば、英語学習は継続できますし、上達も確実にしていきます。
シャドーイングが合わないと感じたら、他の勉強法を試してみればいいと思います。
今日も読んで下さって、ありがとうございました。
トモキリ
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