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盗撮裁判までの検察の対応

検察って言うとキムタクのHEROのイメージしかなかった。
ドラマとは違ったけど、正義の味方でした。


2024年3月13日(水)18:30検察庁からの着信

検察事務官(ドラマの松たか子ポジション)から電話があり、今後の案内がされました。
裁判の日程が決まったら封書で案内すること、その際の封筒には検察庁と入っていて大丈夫か 等と丁寧な確認がされました。

2024年3月25日(月)検察庁からの起訴の知らせが届く

通知書 鷲尾祐輔に対する性的姿態等撮影事件(事件番号:令和6年検第5644号)は、令和6年3月19日、地方裁判所に公判請求したので通知します。
なお、裁判所の第1回公判日、裁判部については、後日通知します。

起訴しましたよ という事らしい。

2024年3月28日(木)検察に電話して裁判で話したいと直談判する

意を決して、検察庁に電話をしてみた。
少しでも罪を重たくしたくて、自分で出来ることは全てしたかった。
だから、検察って怖そうな雰囲気があったけど、頑張ってみた。
13日に電話をくれた事務官さんが女性だった事が少しハードルを下げてくれました。

今、どんな状況か聞くと、検察庁の刑事部が改めて捜査し、それが終わって公判部に業務が移るところだと説明してくれました。

その電話で私が伝えたこと
栄光は警察がリークし、報道されるまで社内にすら事件のことが共有されなかった。通報者が警察に通報じゃなくて、社内に報告していたらもみ消されていたと思う。
私は被告人とは同僚だったから前職・前々職も同業だったと知っている。
推論になってしまうが、栄光ですら揉み消す方向に動いたのだから、同業の会社が以前の犯行をもみ消したと思っている。
これは被害者の中でも、同僚だった私しか証言できない内容だと思うから、それを伝えたい!!

裁判は時間が限られているので、証言できるとは約束できないが、希望は引き継ぎますと言われて終話。

2024年4月8日(月)東京地裁から示談の連絡

犯人の弁護士が示談したいから連絡先を教えて欲しいといっている。電話番号を教えてよいですか?
という確認が来ました。
示談には応じないから教えないで欲しいと回答して終話。

2024年4月11日(水)検察庁から秘匿決定の通知がくる

下記の被告事件について、党裁判所において裁判が行われることになりました。
先日、あなたから検察官に対し、被害者を特定させることとなる事項の自得の申し出がされましたが、令和6年4月8日、上記の事項を公開の法廷で明らかにしない旨の決定がされましたので通知します。

事件番号 令和6年特(わ)第619号

これが何のことかわからなくて、また検察に電話で確認したら、警察で被害届を出したときに秘匿の申し出をしていたらしい。

これは2024年2月に制度が変わって、秘匿できるようになったらしい。
私には地裁が中継ぎで示談の連絡がきたけれど、それまでは秘匿されなかったから、いきなり被告人の弁護士が被害者に電話出来てしまっていたとの事。。。こわすぎる。

更に、この電話で裁判の日程が決まったことも教えてもらいました。(後日、封書でも同様の連絡が来た)

2024年4月17日(水)検察庁公判部へ行く

裁判に参加することのメリット・デメリットを教えてもらいました。
私が裁判で私見を述べることは「意見陳述」というらしい。

メリットとして、被害者が事件への区切りをつけることができるという事を挙げてくれて嬉しかった。
私の独りよがりなんかじゃなく、検察が組織として被害者が意見陳述することを認めてくれていたのが、それだけでも、寄り添ってくれている・味方がいるという気持ちになれて嬉しかったです。

意見陳述はGW前に郵送し、内容を確認してもらうこととなり、この日の打ち合わせは終了。

その時もらった冊子は以下で読めます。

2024年5月13日 予習として裁判を傍聴しに行く

行っといて良かった。

久利生公平も古美門研介もいなかった。
それぞれの事件で悲しい思いをした人がいるだろうに、余りに淡々と事務的に処理されていく様にショックを受けました。

丁度、この時期は法廷ドラマが放送されていて、NHKの虎に翼、キムタクが脱獄するBelieve、長谷川博己のアンチヒーローとあったけど、どれも辛くて見れなかったんだよね。
でも、現実はドラマと全く違いました。

自分の関わる裁判で初めてこのショックを受けてたら立ち直れなかったと思うから、事前傍聴しといて本当に良かった。

これから被害者として法廷に立つ人は事前に傍聴しに行った方が良いですよ。

2024年5月15日(水)検察からリマインド

明日の裁判は検察庁で待ち合わせて、一緒に裁判所に向かいましょうと電話連絡。
丁寧な対応で少し驚いちゃった。

2024年5月16日(木)裁判

これは別記事で書こうと思います。

2024年6月5日(水)判決

懲役1年6月、4年間執行猶予

検察官には「いつ何処で裁かれても公平な判決になるようになっている。貴方の証言で罪が重くなることはない」と説明されており、3月には四谷大塚の盗撮犯に保護観察付の執行猶予5年の判決が出ていたので覚悟はしていたけれど、、、軽い。

本当に初犯なのかな?とは今も思っている。

2024年6月22日(水)検察庁から裁判の確定が知らされる

判決が出てから2週間は控訴ができるから、判決が出ても確定ではないと言われていたけれど、この判決で鷲尾祐輔が控訴する訳はなく、そのままの内容の封書が来ました。

これで私の権利のための闘争はおしまい。

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