
日曜の朝に聴きたいジャズとポップス InterFM897"Breakfast Music Club"#15
2021/07/11 プレイリスト
01 "Both Sides Now" - Fred Hersch
02 "Remembrance" - Bobby McFerrin
03 "With Time" - 壷阪健登
ずっと呼びたかったゲスト・壷阪健登さん
「アーティストとして尊敬している友人がアメリカから日本に帰ってきている」とえいこさんから聞いたのは数ヶ月前のこと。この番組が始まった当初から「いつか呼びたい」と思っていたその憧れのひとこそ、今回ゲストでご登場いただいたピアニスト、キーボーディスト、作編曲家の壷阪健登(つぼさか・けんと)さん。バークリー音大留学中に出会い、彼と一緒にピアノを弾くことでジャズの楽しさ、演奏の喜びを体感したというえいこさん、壷阪さんが弾くピアノの魅力について「ピアノがしゃべっているよう」と表現していました。そんな壷阪さんの影響を受けた音楽、オリジナル曲に迫るジャズとポップス特集です。番組の放送を聴き逃したかたは、ぜひradikoタイムフリーで聴いてみてください(7/18まで聴取可能)!
01 "Both Sides Now" - Fred Hersch
アメリカのピアニストFred Herschによるアルバム"Solo"からの一曲。原曲はカナダの歌手Joni Mitchellによるもので、えいこさんは原曲の歌詞にも心惹かれたそうです。前身番組でも「打ちひしがれたときに聴きたい一曲」としてFred Herschのアルバム"Songs Without Words"より"Heartsong"をセレクトしていたえいこさん。彼のピアノの音色をもっと聴きたいかた、ぜひこちらのアルバムもチェックしてみてください!
02 "Remembrance" - Bobby McFerrin
アメリカの歌手Bobby McFerrinによるアルバム"Bang!Zoom"からの一曲。ゲスト壷阪さんがジャズをテーマに影響を受けた曲として選曲いただきました。<作曲者の意図を汲んだうえで、曲全体のなかのひとつひとつの展開に対してどのような音を鳴らしていくのか>、この曲でピアノを演奏しているRussell Ferranteの曲との向き合い方に影響を受けられたそうです。
このエピソードに対するえいこさんのコメントをご紹介します。
所謂アドリブに重きをおいて楽しむジャズの楽曲と、楽曲の作り込みも聞かせ所として重要なjazz compositionだとプレイヤーとしてアドリブをするときのマインドって違うんですよね😂#bmc897
— 鈴木瑛子 (@eiko0823) July 10, 2021
ミュージシャンひとりひとりの曲にかける思いを感じながら音楽を楽しむきっかけとなるようなお話しでした。
03 "With Time" - 壷阪健登
ゲストの壷阪さんによるオリジナル曲。本当に、ピアノがしゃべっていました。リスナーさんからも「すっごくステキでした。物語を感じました!」、「軽やかに音が重なるのが好き。ずっと聴いていたいな」など好リアクションが多く寄せられました。音源はリリースされていませんが、この曲のレコーディング映像がYouTubeで公開されていますので、そちらもぜひご覧になってみてください。ジャズとポップス特集、来週に続きます。
"Breakfast Music Club"
InterFM897 "Breakfast Music Club"
毎週日曜日 朝6:00〜6:30 / DJ EIKO
番組メールアドレス bmc@interfm.jp
番組Twitterハッシュタグ #bmc897
▼番組紹介楽曲をSpotifyでアーカイブしています。ぜひフォローください!