Fogo Island, New Foundland Part 2
カナダの東端、ニューファンドランド島のさらに東の端っこにある、Fogo Island 、フォーゴ島。ニューファンドランド島からのフェリーを降りて、大自然の道を島の北に向けてすすむと、突然あわられる宇宙船のようなホテル、Fogo Island Innとフォーゴ島のさらなる魅力をご紹介します。
社会企業家、ジタ・コブ氏によって手がけられたFogo Island Inn、フォーゴ・アイランド・インはホテル料金にアルコール飲料以外のすべての食事やサービスを含んでいます。北アメリカでは慣習となっているサービススタッフへのチップもホテル料金中に事前に換算されています。世界中から訪れるゲストは、ホテルに一歩足を踏み入れた瞬間、まるで自分自身のバケーションハウスに戻ってきたかのような感覚でステイを楽しむことができるのです。
ホテルの食事は、一日三回、大西洋を目前に見渡すダイニングでいただきます。フォーゴ島やニューファンドランド島の海の幸、島で育てたオーガニック野菜や食肉、そしてフォーレジングとよばれる採食ダイエットは、野歩きをしながら採取したあらゆる果実、きのこ類、海藻など、島で調達できる食材をメニューに取り入れます。その食事はすべてミシュランレベル、ここ、フォーゴ・アイランド・インでしか食べられない食体験でしょう。
ホテルには、食事のつくられるキッチンとは別にペイストリーキッチンもあります。砂利のホテルエントランスをはさんだ向かい側にあるペイストリーキッチンは、毎日焼き立てのパンやデザート、ゲストに振る舞われるお菓子などを、まさにオーブンからテーブルへと提供しています。
そして、ホテルステイのもう一つの楽しみは、島に点在するハイキングコースに出かけること。フォーゴ島には、フォーゴ・アイランド・インがあるJoe Batt's Armという小さな町のほか、小さなコミュニティが点在しますが、それ以外はまさに手のつけられていない大自然。島のあちらこちらで大西洋を望むハイキングコースを楽しむことができるのも、フォーゴ島の魅力です。
晴れていても大西洋からの強い風対策にウィンドブレーカーは必須。インから歩ける距離にもハイキングコースはありますが、車で移動してもそれほど遠くない場所で、それぞれ景色のちがったハイキングコースを楽しめます。そして、どこからも眺めは絶品です。
インのレストランにお願いするとハイキング用のピクニックバッグを用意してくれます。大自然の中で食べるシンプルメニューのランチも、インの豪華なダイニングで食べる料理と違って、また格別な味です。
豊かなニューファンドランドの自然と、美味しい料理、トロントから長い時間をかけて訪れた価値のあるFogo Island Innでした。夏の終りまでインで働く次男ですが、オフシーズンはディスカウントがあるよ、と教えてくれました。是非、ウェブサイトをチェックしてみてください。ニューファンドランド・ラブラドールは観光にも力をいれています。You Tubeチャンネルものぞいてみてくださいね。
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