Oslo, Norway 2024 Vol.1
ノルウェイ、オスロに行ってきました。まだ、ちょっと寒いかも、という2月終わりから3月初めにかけての1週間、大学の1学期間、オスロメトロポリタン大学に留学中の長男を訪ねて、初めて北欧の旅をしました。同じ時期にフランス留学中の次男も合流して、ちょっとした家族旅行。大人になった子供たちと旅行をする機会もほぼなくなりましたが、春から日本へ移住した私たちとのちょっとした家族団欒 in Oslo の旅でした。
Day 1 to Day 3, Oslo Exploration 全てがおしゃれな街、オスロ
Netflixでバイキングコンテンツにハマっている私にとっては、なんてタイムリーなオスロへの旅。「ありがとう、長男よ!オスロを留学先に選んでくれて!」と心の中で呟きながら、カナダトロントからオスロへ。残念ながら利用したエアカナダにオスロへの直行便はなく、途中コペンハーゲンで乗り換えの全行程約9時間の旅です。
宿泊は、オスロダウンタウンでも古い街並みが残るエリアにある、Att/ Kvatraturenというアパートメントホテル、2022年にオープンしました。『アナと雪の女王』のモデルにもなったアーケスフーシュ城塞のあるオスロフィヨルドの湾にも近いこのホテルには、フロントデスクも常駐ホテルスタッフも存在しません。メールに送られてくる入口キーコード、スマートフォンにダウンロードするアプリで宿泊中の全てを管理する、ハイテク仕様です。ちょっと自宅に戻ってきたような感覚も漂うホテル滞在です。
部屋は、オープン仕様のベットルームに家族用バンクベッド(2段ベッド)、調度品や家具がとにかくオシャレなキッチン、ダイニング、リビングルーム、そして、お風呂(シャワー)、トイレ、洗面所は大きなドアで仕切られ、プライべートエリアとなっています。
Att ホテルのステイにはちょっとしたボーナスも
アパートメント様式のホテル、実は、ミシュラン一つ星レストラン、Savageと地元の人も立ち寄る素敵なレストラン、Revierがあります。ホテル滞在の食事をSavageで、という訳には行きませんが、Revierの方は日本風カツサンドメニューもあったりと、とてもカジュアル。もちろん朝ごはんも食べられ、メニューも充実しています。
Savageは、予約を取るのにひと苦労、というミシュラン星レストランならではの人気ぶり。「今言われても、予約なんか取れません!」というレストランスタッフになんとか頼み込み、滞在2日目にカウンター席でお食事をいただくことにしました。
オスロ国立美術館
オスロの美術館といえば、一人のアーティストに特化した美術館としては世界最大級のムンク美術館(エドヴァルド・ムンク 1863−1944)が有名ですが、あえて、今回はロゴがおしゃれなオスロ国立美術館の方へ行ってみました。アーケスフーシュ城塞からフィヨルドの湾をぐるっと反対側へ回ったところ、ノーベル平和センターの真後ろにあります。
タイトル写真のオペラハウスといい、この国立美術館といい、建築物の美さが目立つオスロ市内。オペラハウスは世界的にも有名な建築事務所「スノヘッタ」、美術館はドイツ人建築家クラウス・シュヴェルク氏によるもの。どちらもいかにも北欧らしいシンプルな外観に環境負荷まで考えられたデザインだとか。
そして、散々展示物を見尽くした後は、ちょっと一休み。ノーベル平和センターが見下ろせる広々としたカフェでお茶やお酒をいただけるのも、美術館での楽しみです。
Gressholmen島へのハイキング
「オスロの休日はハイキング」という長男のおすすめで、家族みんなでフェリーに乗ってフィヨルド湾の中にあるグレスホルメン島へ。あいにくちょっと小雨模様だけれど、防水ジャケットなどで、いざオスロ市民になりきってハイキングに出かけました。小さな島が点在するオスロフィヨルド、これらの島には電気自動車ならず、電気フェリーが周遊しています。オスロのフェリーポートまで帰ってくると、電源へと繋ぐシステムが整えられたフェリー。さすが、北欧、環境保全に対する意識の高さが伺われます。
春から夏にかけては、島の中にあるカフェレストランも営業中ですが、2月の終わりはまだ冬季閉店中、小雨模様の中、ちょっと閑散とした島をぐるっと回ってみました。
こんな感じのオスロ探索3日間、建物や人や、見るものすべてがオシャレで素敵な街の隅々まで見ることはできないけれど、初めての北欧の街を堪能しました。さて、ノルウェイといえばNorthern Light、オーロラ。次回は、北極圏Tromsøへ、ノルウェイの旅は続きます。
Photos on this article by Eiko Kawabe Brown
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