驚きの事実!カナダ人は『赤毛のアン』を知らない!? プリンスエドワード島の本当の魅力は
プリンスエドワード島で「赤毛のアン」の世界を堪能した後、プリンスエドワード島のもう一つの魅力である自然(海)を楽しむ旅をしました。
Victoria(ヴィクトリア)の街歩き
プリンスエドワード島を訪れた多くの友人に勧められたのが、Victoriaいう海沿いの街です。
昨年カナダに来てから海を見ることがなかったので、久しぶりに見る海の風景、磯の香りが私にはたまりませんでした。(学生時代は1年の2/3位を海で暮らしていたので)
海沿いだけあってシーフードの美味しいレストランも多く、実はVictoriaに行く一番の目的はレストランでした!美味しい食事については次のブログでご紹介します。
美しいビーチの数々
プリンスエドワード島は美しいビーチが有名で、私たちはいくつかのビーチを巡りましたが、特に印象に残ったのはキャベンディッシュ・ビーチです。
たまたまドライブの途中で寄り水着を持ってきていなかったのですが、子供が海で遊び始めてしまい、びしょぬれになってしまいました……。でも人の目を気にしなくて良い場所なので、思う存分遊ばせることができました。(日本だったら、こうはいかなかったと思うのですが)
そして、私も海に癒されました。人が少ないこともあり、島全体が癒しの空間を提供してくれているように感じます。
赤毛のアンと日本人の人気
プリンスエドワード島といえば、日本では「赤毛のアン」のイメージが強いですが、実はカナダでは「赤毛のアン」はそれほど知られていないのです。
私が「アンで有名なプリンスエドワード島に行く」というと、「アンって誰??」というカナダ人が多かったです。私の感覚では「赤毛のアン」を知っているのは半分以下な気がします。(移民が多いので、皆が子供の頃からカナダに住んでいるわけではないですが)
プリンスエドワード島でも「なぜ日本人はそんなに『赤毛のアン』が好きなの?学校でアンの本を読むの?」と聞かれ、正直少し答えに困ってしまいました。
教科書に載っているわけでもなく、課題図書になることもなかったと思います。(私の記憶では)
それでも、日本人が赤毛のアンに惹かれるのは何故なのでしょう??
日本にはない広大な風景、アンの自由な発想や、孤児院から引き取られ幸せになっていくストーリーが私たちの心を掴むのでしょうか。
また、現地では日本人観光客が多く訪れるため、日本人女性の人気も高いそうです。知人の話では、現地で婚活を勧められたことがあるとか。「日本人女性と結婚すれば、日本人向けの観光業で夏に収入を得て、冬は何もしなくても生活できる」そうです(笑)
さらに驚いたのは、観光名所の案内表記に、英語やフランス語に加えて日本語があることです。少し古めの案内表記だったので、バブル期に日本が何かしら寄付をしたのかもしれないなどと思いました。
まとめ
ヴィクトリアの町や美しいビーチでの時間は、日常を忘れて心を癒してくれる時間になります。日本人の再訪者が多いようですが、その理由がわかる気がします。私も今住んでいるオタワからもう少し近ければ(1300Km離れた場所にあります)すぐにでも再訪したい場所です。
次回は、プリンスエドワード島での忘れられない食事やレストランについてお届けしたいと思います。