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「赤毛のアン」の舞台へ!プリンスエドワード島への旅
赤毛のアンで有名なプリンスエドワード島をご存じですか?
「赤毛のアン」は、多くの人が子供のころに一度は手に取ったことがある本ではないでしょうか。そして、あのアンが暮らしていた場所を訪れてみたいと夢見たことがある方も多いかもしれません。
私も、アンの物語を読みながら、あの美しい風景を頭に描いては「どんなところなのだろう?いつか行ってみたい」と想像を膨らませていました。そして、ついに今年の夏、その夢が叶い、プリンスエドワード島を訪れることができたのです。
これからプリンスエドワード島を訪れたいと思っている方に向けて、私が体験したおすすめの観光名所や過ごし方をお届けしたいと思います。
赤毛のアン ゆかりの地めぐり
プリンスエドワード島といえば、「赤毛のアン」の舞台として世界中に知られています。
でも興味があるのは女性が多く、わが家の夫や息子もそれほどアンに興味がない様子でした……。が、私はアンの世界にどっぷり浸りたくて、到着後すぐにアンのゆかりの地を訪れることにしました。
グリーン・ゲイブルズ・ハウス
最初に訪れたのはグリーン・ゲイブルズ・ハウスです。日本語で「緑の切妻屋根」の意味で、アンの家として知られる場所です。
写真で何度も見たことがあるこの家を見た瞬間、「アンの家だ!」とテンションがあがりました。写真を何枚も撮っていたら、「早く入ろう」と子供に急かさせるほど興奮していたようです。
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家の中はアンの物語を忠実に再現したインテリアが広がります。
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恋人の小径
グリーン・ゲイブルズ・ハウスの裏手から、アンが毎日学校へ通った道とされる「恋人の小径」に行くことができます。
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緑が豊かでとても気持ちの良い散歩道で、アンの想像が膨らみそうな場所です。
そして、小径のすぐ横にはゴルフ場があり、「こんな美しい場所でゴルフをしたい!」と、別の夢も広がりました。
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お化けの森
恋人の小径を進むと、「お化けの森」が現れます。この道は、アンとダイアナが物語の中で「おばけが出る」と信じていた場所で、少し神秘的な雰囲気が漂っていました。(写真だとわかりにくいかもしれませんが)
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モンゴメリーの墓
「お化けの森」から徒歩20分位の場所に、赤毛のアンの作者モンゴメリーの墓があります。モンゴメリーがいなければ、アンにも出会えなかった、プリンスエドワード島に来ることもなかったかもしれないと思いながら、お墓に手をあわせました。
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グリーン・ゲーブル郵便局
モンゴメリーが勤務していて、赤毛のアンの舞台にもなった郵便局にも足を運びました。モンゴメリーの墓から徒歩10分位の場所にあります。
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この郵便局から手紙を出すと、アンのスタンプが押されるので、観光客には人気の郵便局です。私も記念に日本の家族に手紙を送りました。
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郵便局には、日本の「赤毛のアンの記念切手」の拡大版が展示されていて、窓口の人と日本の切手やアンの話を楽しむことができました。この島には、多くの日本人が訪れているので、日本人に好意的な人が多いように感じます。
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郵便局の奥には、モンゴメリーや赤毛のアンに関する展示がされています。
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キャベンディッシュ教会
郵便局の隣に、モンゴメリーが日曜学校で教鞭をとった教会があり、そこも訪れて、この日の「赤毛のアン」ゆかりの地の旅は終了です。
グリーン・ゲーブルス・ハウスからキャベンディッシュ教会までは、全て徒歩でまわれ、数時間あれば充分見学ができます。赤毛のアンファンの方には是非訪れていただきたいです。
アンの物語を巡る旅は、まだまだ続きます!
まとめ
プリンスエドワード島は、「赤毛のアン」ファンにとって夢のような場所です。実際に訪れると、物語の舞台が鮮やかによみがえり、アンの世界に浸ることができます。
次回のブログでは、さらにアンの世界を探訪し、島の魅力をお伝えしたいと思います。