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カナダのクリスマス!生のモミの木を飾る

note共同マガジン VACILANDOの企画記事 『どんなクリスマス?』をお届けします。国や地域によって全く違う各国のクリスマスの様子を、楽しんでくださいね!

カナダでは、クリスマスに生のモミの木を家に飾る伝統があります。オタワ近郊にはクリスマスツリーを栽培している農園がいくつかあり、私たち家族も、モミの木の農園(ツリーファーム)に行ってお気に入りの木を見つけてきました。

本物のクリスマスツリーを家に飾るまでの流れをご紹介します。

①農園の入り口から畑まで移動
農園に着いたら、車を駐車して、農園のトラクターに乗り畑まで移動します。

②お気に入りのツリーを探す
広い畑の中から、お気に入りのツリーを探します。

わが家が選んだのはこのツリー!真っ直ぐ美しく生えている姿に私が一目ぼれし、息子のOKが出たのでこれに決定しました。

③ツリーを選んだら自分たちで切る
農園でノコギリを貸してくれるので、自分たちで切ります。息子も私も切る体験をしましたが、実際に最後まで切るのは男性の仕事!

現地に住む人々は毎年恒例の作業だからか、かなり慣れているようです。

苦戦しつつも、わが家のツリーも切れました!

④ツリーをトラクターまで運ぶ
「やっと切れた~」と喜んだのもつかの間。3メートル近い高さのツリーなのでかなり重量もあり、少し離れたトラクターまで大人2人で運ぶのがやっと……。あまりに重くて助けをお願いしようかと思うレベルでした。

トラクターで農園の入り口まで運んでもらいます

⑤支払い&ツリーのラッピング
農園の入り口まで戻って支配をすませると、雪をはらう機械で雪をはらい、そして網でツリーを纏めてくれます。

ツリーに網をかける機械。初めて見ました!
こんな機械があるんですね。
車に乗せやすいように、網をかけてくれます

⑥車に乗せてツリーを持ち帰る
あとは車の中に入れて持ち帰るのみと思ったら、ここで問題が!

選んだツリーが大きすぎて、車の中に簡単には入らないのです。まわりを見たら、この大きさのツリーの人は車の屋根に乗せていました。わが家は屋根に乗せる準備をしていなかったので、無理やり車に乗せました。

助手席までツリーが!

車中にモミの木の香りが拡がり、私は癒やされましたが、運転する夫は大変だったようです。ホリデーシーズンには、車の屋根にツリーを乗せた車をよく見かけるので、来年は屋根に乗せる準備をしようと思います。

⑦ツリーを飾る
巨大なツリーを家の2階まで運び、さぁ飾ろうと思ったら、また問題が!

高すぎてツリーが天井についてしまいました……。少しカットして天井ギリギリの素晴らしいツリーを飾ることができました。


農園から帰ってから、他の方のブログを読んだら「木を選ぶ時は、飾る場所にあったものを選ぶこと。天井より高いものを買ってしまった!なんてことにならないように」と書かれていました。

天井までの高さをあらかじめ測っておくと良いかもしれません。(というか普通は初めからそうしますよね。計画性のなさを反省しました)

ツリーを飾り始めて2週間くらいたちますが、家の中に漂う生のモミの木の香りは最高です。外にでる機会が減る時期だけに、家の中で森林浴ができるのは嬉しいです。

クリスマスツリーを自分で切ることは、日本ではなかなかできない体験のひとつなので、息子にも経験させられて良かったです。

他にも、クリスマスマーケット、クリスマスイルミネーション、サンタクロースとの写真撮影など楽しいイベントが目白押しのカナダのクリスマスです!

雪景色のクリスマスシーズンは、まるで自分が海外のクリスマス映画の中にいるような気持になることがあります。と、夢のようなことを考えていたら、現地の友人に「クリスマスが終わると寒いだけの冬が続く」と現実的な話をされましたが……。

皆さんの国では、どのようにクリスマスを過ごしているのでしょうか。
Merry Christmas !!





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