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腸内細菌叢解析

ヒトの全ゲノム配列が世界で初めて公開されたのが2000年代で、その頃の配列解析は億単位の金額がかかりました。

そこからわずか数十年、今じゃヒトゲノム読むのに十数万、なんと20万もかからないのです。あっという間に技術革新が起こりましたねえ。

次世代シーケンスがどんどん発達したおかげで、菌叢解析もお手軽にできるようになってきました。土壌細菌とか、腸内細菌とか、一気に解析して「どんな菌がどれくらいいるか」が手に取るようにわかるようになってきたわけ。

先日、寝る前恒例の「拷問ストレッチ」をしながらテレビをつけっぱなしにしていたら、「カズレーザーと学ぶ」という番組で腸内細菌の話をしていたんですよ。

今のご時世、個人の菌叢解析も簡単に出来ちゃうんですね。へーへーへー。

というわけで、私もやってみました。

私はお腹がすぐ張るし便秘気味だし食事も(自分なりには気を付けているけど)偏食だし、あんまりいい結果ではないと思ったんですよ。

サンプルを送ってから3週間くらいして結果が出ますとのことでしたが、2週間でメールが送られてきました。

意外な結果

結果はB判定の「やや良好」。かなり意外。

こちらの結果も意外

「健康長寿の人に多い菌」というのはビフィズス菌で、私はこの割合がチョー低い。さらに「免疫」に関係している酢酸産生菌の割合も低い。

意外だったのは「便秘気味の人によく見られる菌」が少なかったこと。へーへーへー。

ちなみに「エクオール産生菌」は特に問題なしの中間値。実は以前に別の方法でエクオール産生検査をしたことがあって、このときも中間値でした。検査結果に齟齬がないことがわかりますね。

菌の多様性も案外いいみたい

総合結果としては「多様性は割と高い」みたいですが、改善ポイントとしては1つ目として運動、2つ目がなんと、「漬物を食べる」ことでした。

漬物のススメ

ああっ、漬物が苦手というのがバレてしまった…ッ!