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引っ越し難民物語 part1
歯は痛し引っ越しは近し(意味不明)。
私が住んでいるところは関西の中でもかーなーりー田舎です。住んでみればそれほど不自由なことはなかったのですが、現時点で大変なのは引っ越しです。
そもそも今の大学に着任するときもなかなか引っ越し業者が決まりませんでした。実際の移動距離は150キロ程度なので、ネットで見積もりしたらどの業者からも速攻で連絡が来るのです。ただ引っ越し先のエリアを言った瞬間「あー、サービス提供範囲外ですねー」で終了。瞬殺。超大手2社は一応見積もりに来てくれたのですが、「家の荷物」+「研究室の荷物」とあるのでそれなりに量が多く、研究室の精密機器なんかもあったので、実質「できます」と言ってくれたのは1社のみでした。なので相見積もりなども出来ず、値引き交渉をする余地もなく言い値で引っ越しする事態になりました(数十万かかった)。
それが今回は、関西→関東の引っ越しですからねえ。
数か月前からどうしたもんかと考えていたある日、たまたま同僚(東京から引っ越してきた)とそんな話になったのですよ。そうしたら、なんと、なんと。
「引っ越し会社に見積もりに来てもらったら、120万だった。」
マジですかーーーーーーー!!
この同僚は家族もいるのでそりゃ私より荷物は多いでしょうけど、距離的には変わらないじゃないですか。ということは荷物の量が半分になったからと言って金額が半分になるわけでもない。
「・・・120万、払ったんですか?」
「いや無理ですよ。苦肉の策で本当に身の回りのものだけ持ってこっち来て、誰も住んでいない東京の家は2か月おいて、引っ越し代が下がったタイミングでようやく本格的に引っ越しました。それでも70万かかりました。」
今の大学は一応、引っ越し代の補助をしてくれるので(2-3割だったかな)、まるまる70万をかぶったわけではないと思いますが、それでも、ねえ。
翻って、私の話に戻すとですよ。次に行く大学からは「引っ越し代は出しません」という通告をもらっているんですよ。ということは120万かかったらまるまる120万が自腹ですよ。ひー。
そんなこんなであれこれあれこれ試算した結果はじき出した結論は
「単身パックが使えるエリアまで荷物を運ぶ」!!
しかし言うは易し行うは難し。発狂寸前になった(いや、現在進行形だから「発狂寸前になっている」)、奮闘についてはまた次回。