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試験を作る

前期がそろそろ終了する、つまりそろそろ試験の時期。

私の場合、試験作成は最後に一気にやるのではなく、ちびちびとやっています。毎回の授業で「今日は割とここを強めに話した」というところをwordに入れておいて、それで問題を作る感じ。

先生にもよるのでしょうが、1問だけバーンと出す試験だと、ヤマが外れた学生が気の毒だし、そもそも採点が難しい気がします。私は中学高校での教員経験があるせいか、全体からまんべんなく、ちまちまと問題を作るほうが性に合っているみたい(それはそれで採点が面倒ではないかという説もある)。

今日はそうやって今まで貯めてきた問題を一堂に集め、ふるいにかけて、整理して最終版を作りました。印刷して実際に自分で書きこんでみて、配点を計算して完成。

問題の下に解答を書き込むタイプなので「お持ち帰り」が出来ず、つまり過去問が流出しない(記憶力がよければ別)。とはいえ毎年試験の内容は変えているので、過去問が流出してもあんまり影響はないかも(傾向はつかめるかな)。

高校で非常勤をしていた時は、試験の相互チェック機能があったので、作った問題を先生方と交換して意見をもらっていました。作っている本人は気がつかなくても案外抜けがあるもので、「こっちの問題の図の中に、こっちの答えが載ってますよ」と言われてうわっと思うようなことって結構ありました。

大学の試験はそういうチェックがないので、他の先生がどういう問題を作られているのか、全然わからないんですよねー。そういうのも一回みんなで開示したらおもしろいだろうなあ(いやがられそうだけど)。