脳のスタミナ
大阪を拠点に、オンラインでサービスをご提供している、英検英作文専門添削教室です。
TOEICでも、英検試験でも、レベルが上がるほど、解答しなければならない問題数も多くなり、試験時間中 集中力を保つのが本当に大変です。
試験終了後は、まさしくグッタリ状態になります。
集中力持続は一朝一夕にできるものではありません。
仮に ”脳のスタミナ" と呼ぶと、体力増強と同じように認識できます。
40 kmのマラソンをするには、40 kmを走るスタミナが必要です。
このスタミナは、40 km走の練習でしか養うことはできません。
試験でも同じで、例えば90分、100分の試験時間中の集中力を保つには、同じ時間 英語と格闘する練習をするしかありません。
いわゆる多読・多聴です。
A.I. もその他の機器も関係ありません。
技術は驚くべきスピードで進化していますが、人間の脳や身体の構造は、同じ速度で進化する訳ではありません。
更に、スマートフォンの発達により、画面をスクロールするだけで、秒単位で情報を流し見する悪習が身についてしまい、我々の脳の持続力は短くなるばかりです。
以前にも触れましたが、オックスフォード大学による”2024年の言葉" は「brain rot」(脳の衰退) です。
A.I. の活用は有効ですが、頼りすぎることなく、地道に脳のスタミナを養うことも大切です。