理系大学生の一日のスケジュール (Max忙しい一週間編)
理学部 物理専攻の毎日
今回は僕が本当につらかった時期の一週間のスケジュールをかきます。
まず前提として僕の所属している学科は学部の中でもダントツに勉強が難しいと言われていて、留年率も圧倒的(留年率30%)に高いことで有名でした。
そんな僕の学生生活で最も忙しかった
2回生 春学期の一週間のスケジュールを簡単にご紹介します。
恐らく人生でつらい時期だったと思います。
理由は
・イメージしていた楽しい大学生活とのギャップ
・周りの華やかな大学生へのうらやましさ
を抱いていたからです。
+実験の授業が一週間に二回+予習量が莫大な演習授業があった
入学前から多少勉強が忙しいことはわっかっていたのですがやはり目の当たりにすると
しんどいもんですね笑
今回は3パターンに分けてご紹介します。
通常日
6:00
起床
ここから大学に向かいます。
一限 に間に合うギリギリの時間です。
このころは単位はしっかりと取っていたのですが頭の片隅に留年という不安もあったので1週間フルで授業を取っていました。
9:00
1限の授業開始
ここで友人と力を合わせながら授業内課題のレポートを提出します。
難しい問題を出されたときには友人7人くらいで結託して問題を解くのですが
この人数でもってしてもなかなか正解までたどり着きません…
何とか絞り出した答えを提出
ここで仲間の中でレポートに貢献回数が多い奴ほど後々痛い目にあいます…
事あるごとに答えを聞かれたり、試験期間中なんて特にひどいです…
12:00
お昼ご飯
ここでも話題の90%は授業関連の話
みんな、必死に試験に向けて情報収集を続けます。
残りの10%は同じキャンパス内の文系学部が食堂にいるので
その子たちを遠目に見ながら「かわいい子いた!」って感じで報告し合います笑
13:00~22:00
自習と授業
授業を受けたり終了後は永遠に自習室でレポート課題を行ったり
演習課題を行ったりします。
23:00~限界まで
友人宅へこのころは週4でお泊まり会(課題をする)
でした。
・レポート提出前 週に2回 物理実験&化学実験
6:00
起床ここでも友人宅で目覚めます
7:00
朝活
近くのマクドナルドで朝マックを食べながら実験の予習をします。
この予習で一番つらかったのは物理系の僕らにとって
大学レベルの化学の知識が要求される予習が本当につらかった…
教授陣も初めて見る方々ばかりで質問もしづらい状況でした。
9:00
実験開始
TA(大学院生の授業補助)の方々にサポートしていただきながらなんとか実験終了
→レポート作成
この化学実験、レポートが手書きで15枚くらい…
この作業がしんどかったです。
15:00
レポート作成のつかの間友人との談笑
僕はタバコを吸いませんが友人たちはよく吸います。
いやストレスで吸うようになってしまってたといっても過言ではありません笑
喫煙所までついていきお互いの進捗報告を行います。
16:00~22:00
物理系の実験レポートの作成
実験は非常に緩い雰囲気で行われます。
知り合いのTA、先生方に教わりながら実験データを集めていきます。
問題はここからで実験レポートが非常に難解。
ここで過去レポという先輩方から代々伝わるレポートを基に実験レポートを作成します。
しかし、いじわるなのが毎年少しずつ内容が変わっていることです。
ほんの少しだけ変わっているのです。
これを見つけ出すのは非常に時間がかかります。
結果過去レポに頼り過ぎていると減点、最悪の場合はレポートが無効化されることもありました。
成績は100%レポート次第でしかも全部で4回のレポートなので一回でも無効化されると
想像がつくと思いますが悲惨です……
・試験週間
7:00
起床
ここでも友人宅で泊まっています。
本当に下宿している友人には感謝しかありません。
8:00~22:00
勉強/自習
本当にこれしかしません。
他の文系大学生が楽しそうにインスタグラムへの投稿を見ながらずっと勉強していました。
この時期は本当につらい一週間でした。
23:00~限界まで
晩御飯を食べてからまた翌日の試験に向け最後の追い込みです
ここまで来たら単位を落とすわけにはいかない…笑
こんなつらい時期をなぜ乗り越えられたか
・いい友人に囲まれた
・自分がしたい勉強でつらい中にも楽しさがあった
この二つの理由につきます。
特に後者については高い学費(私立大学のため)を親から出してもらっていて勉強しないわけにはいかないのです。
あと、泊めてくれた友人たち ありがとう。